肝試し�� ページ40
「…もうやだ帰りたい」
目の前に広がる真っ暗な洞窟。
ロウソクに火をつけて待つサンジの隣を歩いた。
LF「うおお！すっげぇ！」
「ルフィ〜〜。離れちゃ危ないから！」
洞窟に入ろうとするルフィを呼び戻す。
…だってね、もし。いないと思うけどさ？もし、もしも…お化けがいたら…
「み、みんな離れないでね」
誰かが連れて行かれるかもしれない。
ぎゅっとサンジの腕に抱きつくと鼻血を出して倒れてしまった。
「ひいっ！」
こ、これが呪い？(違
ZR「コイツは置いて行くか」
「だ、だめ。担いで行こうよ〜〜。てゆうか帰ろうよ〜〜」
AC「帰らねェよ」
置いて行こうとするゾロを止めてさりげなく帰ろうって提案したけどエースに却下された。
SB「じゃあ入るか」
爽やかに入って行くサボを先頭にみんなが入って行く。こら、私を置いて行く気か。
LF「早く来いよー！」
「ま、待って」
慌てて追いかけて近くにいたローの隣を歩いた。
復活したサンジがロウソクを持って前を歩く。
LW「怖いか？」
「…うん」
今すぐ帰りたい。
だけどひとりで帰るのは嫌。
出来るだけローとの距離を詰めて歩いてると肩に何かが乗った。
「ぎゃあああ！！」
LF「どうしたA！」
前の方で騒ぎ回ってたルフィが慌ててこっちに来てみんなが私を見る。
LW「俺の腕だ」
「…」
お前かよ。
よく見るとローの腕が乗っただけだった。
紛らわしい…
AC「本当、昔と変わってねェな」
笑うエースを睨むと
そんなに見つめんなって。なんて言われた。
ZR「エース。この洞窟、先はどうなってんだ？」
AC「俺も分からねェ」
先頭を歩くゾロがそう言った。
…先頭。
「ぞ、ゾロ。先頭歩かないで…」
ZR「あ？なんでだよ」
「お願いだから、私のそばにいて」
迷子になるから確実に。
分かれ道なんてあったらいなくなる。
「「え！？」」
声を揃えて全員がそう叫んだ。
「なになになに！？」
みんながこっちを見るから後ろ振り向けない。
なんで私が一番後ろなの。
怖くてローに抱きつく。
LW「…ギブ」
「やだ無理！！」
力加減をミスったらしいけど離れられない。
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ちいず 。 - ルアさん» コメントありがとうございます(^^)読み辛くて申し訳ないです…名前表記検討してみます！ (2020年9月2日 21時) (
レス) id: 1eb0768316 (このIDを非表示/違反報告)
ルア(プロフ) - めちゃめちゃに面白いです！ただ、少し読みずらいので名前表記入れてくれると嬉しいです。文句いってすみません(><) (2020年8月31日 20時) (レス) id: aef3ed9d84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちいず 。 | 作成日時：2020年5月15日 17時
