【H×H】聞いてない！！【ゾル家】 (ページ29)

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28.二戦目ページ29

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……やっちゃったよ…！！

こんなつもりじゃなかったのに！！

てか、こんな強いと思ってなかったよ私！

なに、旅団の人達がチート並みに強かっただけなの！？

私は、混乱したまま80階へと上がる。

とりあえず、ファイトマネーもらうか…

受け付けに行き、チケットを見せると152ジェニー貰えた。

ふーん、缶ジュース一本分か。

これ、100階くらいまで行くといくらぐらい貰えるんだろ。

一つ楽しみができた私は、嬉々として選手控え室まで行く。

すでに何人もの選手がいて、私はそこの端にちょこんと座った。

［A様、ガジル様、82階A闘技場までお越しください。］

私は、そのアナウス通り闘技場へと急ぐ。

付くと、会場は熱気に包まれていた。

会場には、女の人のアナウスが響く。

［さぁ、皆様お待たせしたしましたァー！！次の組み合わせはなんと！少女対プロ格闘技家の戦いだァァァァ！！］

［誰もが勝ち目がないと思われているこの少女、実は一階で回し蹴りをして相手を一瞬にして場外へ！］

［少女が登録してまだ一時間しか立ってませんが"女神の化身"と呼ばれている期待の新人！！どんな闘いを見せてくれるのかァ！］

…うん？なに、女神の化身って。

私は、首を傾げながらもリングへと上がる。

相手は…プロの格闘技家だっけ？

「フッ、嬢ちゃん俺と当たってしまって運が悪いな。」

うわぁ、小物感。

私は、ニコリと笑って言葉を制する。

［それでは、3分3ラウンド P&KO戦、スタート！！］

一瞬で間合いを詰めてきた男。

プロなだけあるね。

私はそんな男にも容赦なく回し蹴りを入れた。

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