25.もちろん ページ26
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自分の部屋に戻った私は早速、子供用トランクに持ち物を詰め込んだ
お金は今までの仕事のお給料とお父さんがくれた5万ジェニー
正直こんなに要らない←
私はミル兄にネットで買ってもらったファミキュア・レンレンの財布にざっと七万ジェニーを詰め込んだ
あとは服と、歯ブラシと…
準備が終わり、暇を持て余しているとツボネが入ってきた
「Aお嬢様はどちらに行かれる予定で?」
『んー、まだ決めてないんだよね』
嘘です
天空闘技場行くつもりよぉ!
お金も貯まるし?
宿の心配もないし?
旅団と約束してるし?
最高と言うやつだよ
「左様でございますか。念が完成したらあたしにも見せてくださいませ」
『もちろん!一番に見せるよ!!』
「はい」
そんな約束をツボネとした後、家族で夕食を食べていつもより早めに眠りについた
・
『ふぁ〜』
よく寝た
早寝早起きもたまには良いね
あれ、机に何かある
そこには《頑張れ》と書かれた可愛いポストカードとGOD○VAのチョコレートが5個おいてあった
こんな事してくれるのはただ一人
イル兄だな
ふふっと笑うとまたイル兄がまたどこかで膝から崩れ落ちている気がした
現在朝5時半
『さてと!』
出発するか
玄関まで行くとゴトーが待っていた
「こちらシルバ様から飛行船代だとの事です」
あの5万ジェニーは飛行船代じゃなかったのか
お父さん恐ろしや
『ありがとう。行ってきます!』
いつの間にかいたのかゴトー含めた複数の執事が行ってらっしゃいませと見送ってくれた
めっちゃデカイ庭を抜けるとめっちゃデカイ門が見えた
その隣にはめっちゃデカイ番犬
『ミケ、暫く私留守だから遊んでやれないけど元気でね』
ミケは心配すんなよと言う表情だった
そして私は門に手をかける
本日二回目の
『行ってきます!!』
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作者名:ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時:2020年11月9日 21時