水に溶けたい。肆 【冨岡義勇】

第佰拾漆話 ページ2

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そんなこんなで、刀鍛冶の里についた。







『あ〜っ、やっぱり里の雰囲気好きだなあ！』




「どこかのんびりとしてていいわよね！」





何より、温泉温泉。温泉大好きな私にとってここは天国だ。




早速、鉄珍様に挨拶をしに行く。

まああの人...言われずとも若い女の子好きじゃん？

柱の中でも、しのぶと蜜璃の刀は鉄珍様が打っている。





私も何度も蛍から変えないか、って言われた(笑)

ちっさい頃から鋼鐵塚さんだしなあ〜(笑)









『鉄珍様、ご無沙汰しております！』




「まあ2人とも、よう来たの。ゆっくりしておいき。



あ、せやA...蛍なんやけど、今ちょっと行方不明なんやわ。」









...え？？？？



行方不明？(笑)



どうしたの、ついに全てが嫌になったのかな(笑)









『...何故ですか？』





「まあ癇癪起こしたんやろなあ。


見つけ次第取り押さえとくから安心しい。


...この機会にワシに変えてもろてもええんやで？」





『考えときます(笑)』








とりあえず、私の刀は保留で。


まあ、遊郭で上弦とやり合ってちょっと傷んだかな〜？って思って、

刀の状態の確認だけだったからそんなに急ぎでは無いけど。







鉄珍様の元を離れ、早速温泉にやって来た。




『あ〜っ、温泉最高！癒されるうぅぅ』



「Aは本当に温泉が好きね〜！



そうだ、、この間の遊郭の任務...

炭治郎くんも一緒だったのよね？

まだ目を覚ましていないってしのぶちゃんから聞いたんだけど...大丈夫かしら？」




『すっごい心配...。


あの任務、私と宇髄さんだけでは上弦に勝てなかった。あの子達のお陰なの。



もう本当に早く目を覚まして欲しい...。』





炭治郎も、善逸も、伊之助もみんな重症。

もちろん宇髄さんも。



まあ宇髄さんは化け物だからおいといて、

他の3人...まだ目を覚ましたって言う知らせ受け取ってないんだよね。



目、覚ましたら美味しいものいっぱい食べさせてあげよう...。








ありがとうございました〜！！ /









...ん？？やまびこ？？






「誰か来たのかしら？



何だかドキドキしちゃう！」









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