第参拾参話 ページ35
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その週末、
修行を全て終えたご褒美として、
鱗滝さんは私たちを町に遊びに行かせてくれた。
『わ〜っ、人がいっぱい!!お店もたくさんある!』
錆「A、あんまりはしゃぎすぎるなよー(笑)」
『大丈夫だって〜!!』
町に着いた時はもう既にお昼に近かったので、
先に昼餉を食べることにした。
鱗滝さんが美味しいと言っていた食事処に入った。
真「何食べるか決まった?」
『うん!もちろん揚げ出し豆腐!』
錆「俺は蕎麦にしようかな!」
真「義勇は...?って、聞くまでもなかったね(笑)」
義勇は、鮭大根にしか目がいってなかった。(笑)
もうここまで来たら怖い。(え)
一通り注文すると、すぐ食事がやってきた。
鱗滝さんの言っていたとおり、とっても美味しくてほっぺたが落ちるかと思った!!!
真菰も錆兎も満足そうに食べてるし、
義勇に至っては目にハイライト入りまくってるよ?←
昼餉を食べたあとは、町を散策した。
色んなお店を見て回り、甘味処にも行った。
(.....あのみたらし団子美味しかったなあ〜)
と考えていると、隣には義勇しかおらず、
いつの間にか錆兎と真菰とはぐれてしまっていたようだ。
『...あれ、義勇、錆兎と真菰は?』
義「人が多すぎて...気づかないうちにはぐれてしまった、、」
『ありゃりゃ...まあそのうち、見つかるよね。
夜までには家に帰ると思うし!!』
そうして義勇と2人で町を散策していると、
ある貼り紙が目に飛び込んできた。
(○月✕日.....花火大会?)
それは花火大会の貼り紙だった。
私の視線に義勇が気づいたのか、
義「.....行きたいのか?」と聞いてきた。
『行きたいけど...この日、最終選別と被ってない?』
義「嗚呼本当だな...」
残念なことに、最終選別の日にちと被っていたのだ。
(また来年...だな。)
義「.....来年でも、再来年でもよければ一緒に行こう。」
『!!!行く!!行きたい!!約束だよ?』
義「うん、約束だな!」
義勇からの思わぬ誘いに、私はドキドキしっぱなしだった。
.........義勇も心なしか顔が赤い気がする。
(ちょっとまって、なんで私ドキドキしてるの?
最近義勇の顔見ると胸がきゅーってなるし...。
.........義勇に、恋、してるのかな?)
結局、錆兎と真菰とは合流することが出来なかったが
家に帰ると2人ともいて安心した。
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結愛(プロフ) - ちぃさん» ちぃさんありがとうございます!これからも頑張ります(^^) (2020年5月28日 15時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - とっても面白いです!これからも更新楽しみにしてます!! (2020年5月28日 13時) (レス) id: d922fa5f70 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - さらさん» はじめまして!嬉しいコメントありがとうございます(;_;)!義勇さんほんとにかっこいいですよね!更新速度ゆっくりになるかもしれませんがこれからもよろしくお願いします!さらさんもお体にはお気をつけください! (2020年5月27日 0時) (レス) id: bfccb61ba4 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして!!めっちゃ最高で凄く面白いです!!義勇格好いい一番大好きです!!更新いつもたくさんありがとうございます!!コロナ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね! (2020年5月26日 23時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結愛 | 作成日時:2020年5月25日 20時