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なんでそんなこと聞くんだろう。
しかも結構今はシビアな質問だし。
「…どーだろ、わかんないや、笑」
「もし、予定がなかったら…僕と出かけません？」
「えっ、ら、ラウールくんと？」
「予定がなかったらでいいです、あ、でも…嫌なら…」
「ふふ、いいよ、考えとく」
可愛い弟みたいなものだし、イヴに誰かと過ごせるのも悪くないか。
…ジェシーとは、どうせ会えないもんね。
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「あっ、ありがとうございますっ！」
やったぁ！！！と、キラキラとした瞳で私に抱き着いてくるラウールくん。
おぉ、可愛い。大型犬みたい。
ラウールくん、クリスマスは友達と過ごすらしい。
いいなあ、青春だなあ。
私なんて、ラウール君が誘ってくれなきゃどっちも予定無かったのか。
なんか虚しいな、ははは。
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作者名：もずく | 作成日時：2020年5月9日 23時
