にゃん ページ27
するとりゅうせいは
青「なんで？」
「え？」
青「なんでだめなん？」
「…わかってるでしょ、」
青「ちゃんと言ってくれなわからへん」
きっとこれは嫉妬で
りゅうせいはそれに気づいてわざと私に
言葉にして言わせようとしてる
青「ええの？メシ、行ってまうで？」
「…だめ、」
青「うん、なんで？」
「そ、れは」
青「Aちゃん」
するといつもとは立場が逆転して
りゅうせいが私の頭をゆっくりと撫でてきた
「……ゃ、…か、ら…」
青「ん、？」
聞き取れなかったのか口元に耳を寄せて
なんて？と聞いてくるりゅうせい
「だ、から」
青「うん？」
「………やき、もち…妬くから、だ…め、」
青「ふふっ、Aちゃんは俺が女の人とふたりでメシいったらやきもち妬いちゃうん？」
「…ん、」
青「そっか〜、それはあかんなぁ」
「…もうやだぁ、」
なんだか顔を見られたくなくてりゅうせいの胸に
顔を隠すようにすると背中に腕がまわって
ポンポンっと背中を叩かれる
青「可愛いな〜Aちゃんは」
「……いかない？」
青「ん？」
「その、…お客さんと、ごはん」
青「行かへんよ」
青「Aちゃんやきもち妬いちゃうし？」
「な、っ」
青「…ほんま、可愛いすぎ」
するとりゅうせいは私のおでこにチュっと
軽いキスを落として頭を撫でて
ベンチから立ち上がり私に手を差し出してきた
青「帰ろっか」
「…うん」
差し出されたその手をとり家の方向へ歩き出す
青「あー、Aちゃんとふたりで帰ったりしたらのぞむうるさいんやろなぁ」
「そうかな？」
青「のぞむAちゃんのこと好き過ぎんねん」
「そこがのぞむの可愛いとこだけどね」
すると一瞬、むっとした表情を浮かべたけど
すぐに悪い笑顔になって
青「…まぁでも俺は、そんな誰かさんにやきもち妬かれちゃうくらい好かれてるけど〜」
「っ、りゅうせ、！」
思わず繋いでいた手を離そうしたけど
それは叶わなくて繋がった手にはさらに力が入る
青「ふふっ、照れてるん？」
「うるさいっ、黙って歩いて！」
青「はぁーい(笑)」
そのあともりゅうせいからのいじりに
耐えながらなんとか家に帰ってきた
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バニラ - 凄く面白かったです。3も楽しみにしてます! (2019年9月29日 23時) (
レス) id: 52f5a34463 (このIDを非表示/違反報告)
rouge(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！頑張って下さい(^^) (2019年9月21日 23時) (レス) id: 6309e1f252 (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - 凄く面白くて毎回楽しみにしてます！�霤跳�や神山君の絡みももっとあったらなぁ(笑)すいません個人的に恋するとか？！裏もめっちゃ楽しみにしてます！頑張って下さい！ワクワク(笑) (2019年9月21日 18時) (レス) id: 7a43893a5b (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 毎日更新楽しみにしています。どきどきわくわくします＼(^^)／ (2019年9月6日 10時) (レス) id: 865b64bb56 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｬｽのミン - リクエスト書いてもらってありがとうございました！私では想像出来ないようなクオリティーで、流石だなぁ、と思いました。これからも期待しています！頑張って下さいね。 (2019年9月6日 7時) (レス) id: 20b25484b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ | 作成日時：2019年8月19日 13時
