恋人ペット WEST

わん ページ25

黄「……タイプ、？」


「え、？」


黄「はまちゃん」


「なんでそう思うの？」


黄「だって、…かっこいいとか言うから」



下を向いてそうボソリと呟いたじゅんくん



「ふふっ」


黄「なに笑ってんのAちゃん」


「可愛いなぁとおもって」


黄「嬉しないし、」


「大丈夫、じゅんくんの方が好きだよ」



そう言ってじゅんくんの頭を撫でると

突然じゅんくんの肩からりゅうせいが降りて




((ぼんっ))





「え、ちょ、りゅうせい！？ここ外だよっ、！？」


黄「もう〜……」



こんな人目のあるところで人に変わったら

大騒ぎになると思いりゅうせいを連れ出そうとした

けど………



青「俺は？」


「え？」


青「俺は？好き？」


「なに、言ってるの。とりあえずどこかに、」


青「俺のことも好きかって聞いてる」



腕を引っ張っても動く気のないりゅうせい



「もう、好きだよ！当たり前でしょ！」



そう叫ぶように言うとへらりと笑って



青「おれも、すき」


「わ、っ」


そう言って私の手を引っ張っり

自分の胸の中に私を閉じ込めた



黄「あー、りゅうせいずるい」


青「じゅんたはあたま撫でてもらってたやん」


黄「そうやけど〜」


「ちょ、離して…てかなんで騒ぎになってないの？」



周りの人たちは私たちを見て騒ぎ立てる様子も無く

相変わらずお茶しながらなにかの資料を読んでる



黄「あ〜、ここはこうゆう場所やから」


「？？」

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