検索窓
今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:68,064 hit

頭を撫でてほしい!【土方十四郎】 ページ7

ある日、サボrいや、見廻りから屯所に戻ると、副長が怖い顔をして待っていた。

貴「あの、ふくちょ…」

恐る恐る声をかけると、滝のようなお説教が降ってきた。

土「A、お前なあ、どんだけ始末書溜めてるんだよ。2ヶ月前から全く出してない。総悟と同じくらい、いや、へたすりゃ総悟より溜めてるぞ」

貴「総悟の方が、3枚位多いはずです!」

土「似たようなもんだろ!」

全力ツッコミお疲れ様です。

副長は、なんだかんだ言っても私に甘い。

だから、余裕でそんなことを考えていたら、地獄のような宣告をされた。

土「始末書書き終わるまで、外出とおやつ禁止だ!」





貴「くっそ、あの鬼。マヨネーズの取りすぎで、死ねばいいのに」

なんてぶつぶつ言いながら、始末書を書くこと4時間。

貴「全然終わんない〜!」

まだ半分しか終わっていない。

これ、いつになったら終わるんだろうか。

溜め息をついたとき、襖が開いた。

土「そろそろ終わりそうか、ってまだ半分しか終わってないじゃねぇか」

副長も、しかめっ面で、溜め息をつく。

貴「うるさいです。そんなに眉間にシワ寄せてると、そこだけしわくちゃになりますよ」

土「お前、どんどん総悟に似てくるな」

眉間のシワを、さらに深くする。

貴「まあ、そういうことなんで、邪魔だからどっか行ってください」

私は再び始末書に向かう。

すると、頭に温もりを感じた。

土「まあ、4時間も書き続けるなんて、お前にしては頑張ったな」

頭をゆっくり撫でられる。

思わず書く手が止まる。

土「頑張れよ」

最後に頭をポンポンとされた。





貴「髪が乱れるんで、やめてもらえますか」

そう言えたのは、副長が部屋を出ていった後だった。

リクエストください 8/25追記→←慰めてほしい!【沖田総悟】


ラッキーキャラ

ヤクルコを飲んでいる晋助


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (108 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 短編集   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アルジェント - 猫耳と猫尻尾が生えた時の相手キャラの反応をお願いします。 (3月11日 22時) (レス) @page5 id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - リクエストお願いできますか?  相手キャラが吸血鬼化したお願いします (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - オッドアイがバレてみた  お願いします   (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
万斉推し - リクエストよろしいですか?よろしかったら河上万斉で口移し書いてもらいたいです! (2022年3月31日 17時) (レス) id: 78f9a00831 (このIDを非表示/違反報告)
メランコリック - リクエスト失礼します。お泊まり会のやつを九兵衛で書いてもらえますか? (2021年1月7日 1時) (レス) id: 5e6606bd3c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あくび少女 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年7月29日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。