誕生日を祝ってほしい!ver.ドS【沖田総悟】 あこやさんリク ページ27
「総悟〜、今日は〜、何の日だと思う〜?」
「ウゼーからその喋り方やめろ」
可愛く甘えたつもりだったんだけど……。
今日は何の日?
正解は、私の誕生日です!
総悟は誕生日をお祝いしてくれるようなキャラじゃない。
下手したら、忘れてる可能性だってある。
でも、彼氏からのプレゼントは欲しいものだ。
「ねえ、何の日だと思う?答えてよ?」
顔を覗きこんで急かすと、意外にも即答してくれた。
「お前の誕生日だろィ」
「え、覚えてたんだ」
「何でそんなに驚いた顔するんだよ」
「だって、総悟だし」
そんな私に不満そうな顔しながら、総悟は冷蔵庫から箱を出した。
「見ろ、わざわざケーキも買ってきてやったんでィ」
箱のには有名なケーキ屋さんのロゴが入っていた。
「ここのケーキ、めっちゃ高いじゃん!」
「別に、そうでもなかったでさァ」
そう言う総悟の顔は、無表情なんだけど、ちょっと赤い。
照れてるのかな。何だかんだ言って、私のため買って来てくれたわけだし。
「ありがとう!」
とりあえず、笑顔でお礼を言う。
「いいから早く食え」
珍しく照れてる総悟を楽しみながら、箱を開けると、そこには生クリームやイチゴや赤いソースでデコレーションされた、可愛いケーキが……!
……赤いソース?
「前、神楽ちゃんが、『あのクソサド、ケーキにタバスコ仕込んでたアル!』って、私に怒りをぶつけてきたことがあったんだよね」
総悟は、私の神楽ちゃんの声真似に、「声カッスカスじゃねーか」とツッコンでから、
「そんなことした覚えはねーな」
と言った。
「え〜、本当?」
私が疑いの目を向けると、
「何でィ、彼氏よりあのクソアマ信用するのか」
「だって、総悟だし」
そう言うと、ムッとしてそっぽを向く総悟。
ズルい、ちょっと可愛い。
「それに、彼女のAに、そんなことしねーよ」
ボソッと言う総悟。
その顔は、少し寂しそうで、私は少し慌てる。
「だよね、ごめんごめん!」
こんな高いケーキを買って来てくれたのだ。
さっきの照れた顔を思い出す。
「いただきます!」
フォークでケーキを口に運ぶ。
次の瞬間
「酸っぱ〜〜〜〜〜〜!」
私は絶叫してしまった。
「Happy birthday」
総悟が悪魔のような笑顔で微笑んだ。
食べた私が馬鹿だった。
「リクエストにお応えするのが遅くなり、本当に申し訳ありません!
コンクールも終わったのに、全然更新できてなくてすみません!
こんな私でも、見捨てないでください〜」
酔っぱらってほしい!【坂田銀時】 銀時誕2019→←誕生日を祝ってほしい!ver.甘め【沖田総悟】 あこやさんリク
ラッキーキャラ
ヤクルコを飲んでいる晋助
132人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルジェント - 猫耳と猫尻尾が生えた時の相手キャラの反応をお願いします。 (3月11日 22時) (レス) @page5 id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - リクエストお願いできますか? 相手キャラが吸血鬼化したお願いします (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
アルジェント - オッドアイがバレてみた お願いします (3月11日 22時) (レス) id: 127faa16a0 (このIDを非表示/違反報告)
万斉推し - リクエストよろしいですか?よろしかったら河上万斉で口移し書いてもらいたいです! (2022年3月31日 17時) (レス) id: 78f9a00831 (このIDを非表示/違反報告)
メランコリック - リクエスト失礼します。お泊まり会のやつを九兵衛で書いてもらえますか? (2021年1月7日 1時) (レス) id: 5e6606bd3c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ