銀魂キャラにしてほしいこと【銀魂】【短編集】

一番にしてほしい！【坂本辰馬】　紅葉桜さんリク ページ11

久しぶりに地球に来たその日。

私はスマイルとかいうキャバクラに来ていた。

もちろん、私が利用する訳ではない。

坂「おりょうちゃーん、結婚してー！」

ショートカットの美人に言い寄って、蹴られている馬鹿を回収するためだ。





スマイルを出たがらない艦長を引きずって、船まで歩く。

貴「本当に、馬鹿なんですか？何のために地球に来たか分かってます？」

坂「遊ぶたm 貴「仕事のためです！」」

ニコニコの艦長。

この人は、快援隊の社長の自覚はあるのだろうか？

坂「しっかし、おりょうちゃん、また可愛くなっていたぜよ」

さらにニコニコになる艦長。

この人は、私に好かれていることに、気づいていないのだろうか？

貴「はあ……。」

艦長を引きずっていた手を離して、さっさとあるきはじめる。

貴「あとは、自分で歩いてください」

冷たく言い放つ。

でも、艦長はニコニコのままで無神経に聞いてくる。

坂「どうしたんじゃ？どこか具合でも悪いんか？」

それを無視して、私はさらに歩く。

でも、背が高い艦長は、立ち上がると、すぐに私に追いついた。

坂「まあ、理由は何であれ、引きずるのを止めてくれて嬉しいぜよ」

その言葉で私の苛立ちはピークに達した。

怒鳴ってやろうと、横を向いて口を開く。

でも、私が声を出す前に、艦長が大きな声で言った。



坂「わしは、おまんと並んで歩く時間が、一番好きじゃきに」



ずるい、

その笑顔は。



私は開いていた口を、閉じるしかなかった。







作「これで良かったでしょうか？
前話の万斉もですが、口調が難しかったです。違和感があれば、教えてください」

笑ってほしい！【高杉晋助】　高誕2019→←雨宿りしてほしい！【河上万斉】

ラッキーキャラ

ヤクルコを飲んでいる晋助

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す