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「そーいや、マイキーどこ行った？」
「え？さっきまで…っいない！」
「エマー、ちゃんと見張ってろよ。イザナもいねーじゃんか」
「なんでウチのせいなの！？ケンちゃんのハゲ！」
「あ！？」
『え、ちょ、二人とも落ち着いて…？』
久々の雰囲気に笑いそうにもなるが、2人の会話があまりにもテンポアップしすぎて落ち着かない。
喧嘩するほど仲が良いのはこのことだと思う。
「あ、あのね。マイキー、どっかいっちゃったみたい」
『…そっか』
「多分、テラスの方に行ったから行って来いよ」
突然のドラケンくんの提案に驚いて、「でも…」と戸惑っているとずっとドラケンくんの隣にいた青宗くんに手を引かれる。
「行くぞ」
『ちょ、青宗くん…！』
「おう、任せたぞ、イヌピー」
「ん。後でな」
「ちー！またね！」
そんな短い会話をして2人とは別れ、念のため入口からしっかり入場をし、煌びやかな会場を歩くとすぐに綺麗なお庭が見える。
「イヌピー？」
「何やってんだよ、式始まるぞ」と後ろから声をかけられて2人して振り向くと、九井さんが立っていた。
「…救済」
「はぁ？」
2人は会話を進め、私は置いてけぼり状態。
すると、バチッと九井さんと目が合う。
「…あぁ、なるほどな」
「そういうこと」
『？』
2人は何か心で会話ができるのだろうか。
「幼馴染はそんなもんか」と考えていればパッと握っていた手が離され、「Aちゃん」と青宗くんに名前を呼ばれる。
「あそこ、ボーッと突っ立ってる」
そう指を刺された先には、万次郎の後ろ姿。
意外にもしっかりスーツを綺麗に纏ってテラスに一連に咲いている花を静かに眺めていた。
『(…何を、考えているんだろう)』
「大丈夫。行って」
『…うん』
私から、手繰り寄せることはできるだろうか。
不安しかないけれど、私は足を進めた。
ーその後のイヌココー
「イヌピー、千原Aのこと好きなの？」
「なんでそうなるんだよ。アイツは妹みたいな感じだ」
「(…ンだよ、つまんねーの)」
「俺は、Aちゃんには幸せになってもらいたいだけだ」
「人の幸せよりまずは彼女作れよな？」
「うるせー」
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水原カノ(プロフ) - くろしばさん» 嬉しい限りです（ ; ; ）拙い文章ですが、番外編でもよろしくお願いします…！(*´꒳`*) (2022年2月9日 23時) (
レス) id: e0da8650d9 (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - みきさん» そう言っていただけて嬉しいです…！まだ続きますがよろしくお願いします(*´-`) (2022年2月9日 23時) (レス) id: e0da8650d9 (このIDを非表示/違反報告)
くろしば(プロフ) - いつも楽しくワクドキ泣きもしながら読ませていただきました！番外編楽しみにしています！応援してます！頑張ってください！ (2022年1月22日 22時) (レス) @page50 id: ba268ba5be (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 番外編楽しみにしてます！この作品めちゃ面白かったです！頑張ってください！ (2022年1月22日 16時) (レス) @page50 id: 23779c598a (このIDを非表示/違反報告)
水原カノ(プロフ) - 茶子さん» 素敵なコメントありがとうございます(;_;) ティッシュの供給は間に合っていますでしょうか…？いつでもプレゼントします！(*´ω`*) (2022年1月15日 22時) (レス) id: e0da8650d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水原カノ
| 作成日時：2021年12月23日 17時
