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...山田先生は、受け入れてるのかな。
じゃないとあんなに笑顔で話しかけられないか。


.


それからの集会は、あんまり話が入ってこなかった。


.


4時間目。
有 岡先生が教室に入ってきた。
有 岡先生は国語の先生だ。
いつもは真顔で入ってくるけど、今日はなんか笑ってる。
「号令〜」
と声をかけると、みんなは椅子をガタガタと音を立て立ち上がる。

礼して、着席。

そのまま授業始まるかと思えば、
「今日早かったじゃん。」
と話し出した。

〈大ちゃんめっちゃ嬉しそうにしてたー〉
〈めちゃくちゃにこにこしてたよ!笑〉
とみんなが言うと
「えだって本当に早く来るとは思わなかった。」
〈その後山田先生話しかけてたじゃん?何話してたの?〉
「嬉しそうですねって言われたからみんなが早く来てくれたーって。」
〈えー可愛い!〉

有 岡先生がチョークやら教科書やらを出し始めると授業そろそろ始まるかな?の合図。
〈山田先生ってさ、有 岡先生の事好きだよね〉
先生が黒板に書き始めたところで、生徒らが話し出す。


"山田先生は有 岡先生の事好き"
それは、どっちの意味なんだろう。

普通に人としてなのか、恋愛としてなのか。


俺は答えを知っちゃってるからなんとも言えない気分になる。

俺が思ってることはただの憶測にしか過ぎないのかもしれない。
、でも、好きな人関連はよく当たるって言うじゃん?知らないけど。


.

「ん、じゃあ今日はここまでにしとこうかな…黒板はここまで。」

チャイムが鳴る5分前に終わった授業。

〈有 岡先生って告白されたことある?〉
丁度、今日やったところで告白の描写があったからか、そういう話題が出る。

「…どうだかな。」
ニヤ、とした顔で答えている。

〈あーそれ絶対あるやつぅー〉
〈なんで大ちゃんには来て俺には来ねえんだよ!〉
と、俺と仲良い奴が嘆いた。

『そーゆーところだよ!』
と俺がすかさず言うとどっと笑いが起きた。


〈え、じゃあ生徒に告白されたことある?〉
〈あーそれ気になる。やっぱいんのかな、〉

ぎく。

"生徒"

この言葉が、俺にはすごく重いもので。

「言わねーよ。」
と軽く笑った有 岡先生とは裏腹に、俺は凄く沈んでいた。

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作者名:らいす | 作成日時:2019年12月29日 17時

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