B級隊員は平凡を貫きたい

11話 ページ12

「んえ……頭いた…」



昨日焼肉屋での記憶が途中からなくて、気付けば玉狛支部にいた。




「お、起きたか酔っ払いの怪我人」



「要らんワード増やすな」



「間違えて運ばれた酒飲んで途中から爆睡したやつが何言ってんだ」


「……ま？」



あ、だから飲み物一気飲みしたとこから記憶ないのかなるほど……お代は先輩方が払ってくれたらしいから申し訳ないとは思う。そもそも財布持ってなかったのに途中から気づいたもんな……



「ほら、水飲んどけ」


「京介って私のマミーだっけ」


「断じて違う」


「だよな」




＿＿＿＿



「あら、久しぶりね」


「どうもです。あ、レイジさんも」



下にレッツゴーすると桐絵先輩とレイジさんが来ていた。京介と違って2人は優しいから好き……レイジさんたまに怖いけど…




「A、酔っ払って帰ってきたらしいな。烏丸が言ってたぞ」




チラッと京介の方を見ればそらされる。



ふざけるんじゃない。アンパンのパンチ食らわせてやろうか





「そーいやAまだどこの隊にも入ってないんでしょ。入らないの？」



「あーまず考えてなかったです」



「ふーん、でもAみたいなのならどの隊でも歓迎されるわよ」



「えぇ…やですよ」



「Aは協調性の欠けらも無いからな」



「おだまり京介」

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