あの！小瀧がうざいです！！【桃】

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望「ほんま照史〜っ」


「…(笑)」



あれからあっくんとは別れて、
私たちはクレープ屋さんへと向かうことにした。


さっきから小瀧がずっとあっくんの事
恨む恨む言ってる(笑)

ほんとは大好きなくせに。



望「A帰ったらボコボコにしてな」


「やだよ(笑)」


望「なっ！照史の肩持つんか！」


「お兄ちゃんやもん」


望「なんやその兄妹愛〜っ」



こんにゃろーって、おちゃらけて
ポケットに手を突っ込んでがに股で歩く小瀧。


傍からみたらただの変なやつやからやめて(笑)



しばらく歩いて、無事クレープ屋に到着。


さっきまで不機嫌やった小瀧も
嬉しそうに何しよーかなーなんて言ってる。



望「A何にするん？」


「イチゴチョコかバナナカスタードで迷ってる。
…小瀧は？」


望「俺？俺はバナナカスタード食おっかな」


「あ、じゃあ…イチゴチョコで」


望「おけー」



すいませーんと、お店の人に声をかけた小瀧。

あ、お金…



望「イチゴチョコと、バナナカスタード下さい」



小瀧の横に行って財布を取り出す。



「イチゴチョコいくら？」


望「ん？」


「いや、お金」


望「いらんいらん(笑)
俺が誘ってんから俺が払う」


「え、悪いわ」


望「ええねんええねん！
男やねんからカッコつけさせて(笑)」


「んー、ありがとう…」



ここはありがたく奢ってもらおう。

なんせ小瀧のせいで遅くなったんだし(笑)

小瀧が悪いわけではないけど(笑)





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