第47話 ページ3
風「なぜ鍵を返すんですか？降谷さんは、羽田さんが自由に家に来られるようにとおっしゃって合鍵を渡したらしいのですが…」
『それがダメなんです。上司とは言え、彼氏でもない男の家の合鍵を持ってるなんて知られたら、婚約者に余計な心配をかけてしまいますからね。』
風「余計な心配というのは…」
『浮気ですよ。私が一途なことは彼も知っていますけど、念のために鍵は返しておきます。』
浮気なんて絶対にしない。ジンみたいにバレなければいいって考えてる人もいるけど私は嫌だ。
ジンとの会話を思い出したらなんだか嫌な気分になってきた。この
『風見さん、この近くにウイスキーが飲めるバーとかありませんか？』
風「ここからだと少し遠いですが、この前降谷さんと行ったプールバーがあります。」
『すみませんが案内してもらってもいいですか？』
風見さんに案内してもらってブルーパロットと書かれたバーに来た。ストレス解消にはお酒が効くんだよね。
風「お一人で飲まれるのですか？」
『そうですよ。一緒に飲む相手もいないので仕方がないです。』
風「それなら自分がご一緒します。」
『でも、風見さんは報告書が残っているんじゃないですか？』
風「それは心配いりません。羽田さんをお一人にさせるわけにはいきませんから。」
『ありがとうございます。報告書が間に合わなかったら私に回してくださいね。』
まさか風見さんとお酒を飲めるなんて思っていなかった。風見さんもいい人だな。
私はスコッチを、風見さんはライを頼んだ。なぜか風見さんは私の顔色をうかがいながらライを注文した。
カウンター席に座って仕事の話をしたり降谷さんの話をしたりしながらお酒を飲んだ。
店を出て帰ろうとしたところで大変なことに気がついた。
『どうしよう…私、車で東京に来たんだった…』
風「それでは、今から泊まれるホテルを探しましょうか？」
『ホテルか…』
風「あっいやっその、そっちのホテルではなくて、普通のビジネスホテルのことでして…！」
『わかってますよ。でもホテルは探さなくて大丈夫です。泊めてくれる場所ならあてがあります。』
夜道は危険だからと目的地まで風見さんがついてきてくれた。目的地はもちろん、米花町2丁目。
阿笠邸の前で風見さんにお礼を言ってから別れ、風見さんの姿が見えなくなってから隣の工藤家の前に移動し、インターホンを押した。
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おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» ご心配ありがとうございます。私の地域は雨風が強いだけで被害はありませんでした。今日は台風一過でとてもいいお天気です。まだ台風の影響で被害が出ているようなので心配ですね。 (2019年10月13日 9時) (
レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
名無し65455号(プロフ) - こんばんわ久しぶりで夏以来の更新で嬉しいですこちらの台風19号は被害大丈夫ですか？私も被害も有りませんが夜の10時すぎたいぶ落ち着いています。 (2019年10月12日 23時) (レス) id: d7c3512a33 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 架印�靴気�» やっぱり癖は抜けませんよね。私自身も長年茶道をやっていて、とある人に拭く癖を指摘されたことを参考にこの事件を作りました。 (2019年10月12日 18時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 高校生の時、茶道部に入っていた為か、出されたお茶碗の縁を指で拭く癖が私もついていて、ついついやってしまいます。 (2019年10月12日 16時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
おひたし(プロフ) - 名無し65455号さん» コメントありがとうございます。楽しんでいただけてすごく嬉しいです！ (2019年10月4日 8時) (レス) id: c5b0a8f944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おひたし | 作成日時：2019年8月20日 16時
