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「A大丈夫…じゃなさそうだね」
私は無事体育を終え、倒れる様に席に座り机に突っ伏している
「いーよね男子は体育バスケで…なんで女子だけマラソンなの」
「男子は先週マラソンしたから」
「椿め…帰ったら覚えてろよ」
ぶつぶつと愚痴を吐いていると、教室に山本君が入ってきた
「おーい研磨」
「何？」
「さっきそこで黒尾さんに会ってよぉ、今日部活ないし、バレー部暇な奴いたら一緒に食わねぇかって。あっ椿も一緒にどうだ？」
山本君にそう言われ、私は咄嗟にパスと答えた
「なんだ残念だな、それじゃ研磨は強制参加な！」
「えっ無理」
「それじゃ昼休み食堂来いよ！またな！」
山本君はそう言って風の様に去っていった
「はぁ面倒」
「いーじゃん賑やかで」
「Aも来ればいいじゃん」
「嫌だよ今は椿じゃないし…あぁそうだ、椿って入れ替わってる事バレー部に言ったんだっけ？」
「ううん、双子の妹だってあの日説明はしたみたいだけど入れ替わってるのは言ってないよ」
「なるほどね」
そしてあっという間に昼休みになり研磨は先に渋々食堂へと向かった
私も急いで学校に来たせいで
お昼ご飯は持ってきていないので、研磨の後に食堂へと向かう
もちろん昼休みなので食堂には人がいっぱいいる
とりあえずパンでも買って早く戻ろう
買った後教室に戻ろうとすると、後ろから椿の名前を呼ぶ声がし、私は振り返った
「おぉ椿じゃねーか！やっぱり椿も俺達と食いたくなったのか？」
やっ山本君だ…
「いやお昼忘れたからパンを買いに来ただけで」
逃げようと後退りをするが、今度は私を見つけたリエーフ君がこちらへと向かってきた
「あっ椿さーん！お昼これからっすか？一緒に食べましょうよ」
「おぉリエーフ丁度良いぜ、ほら行くぞ」
「了解です！」
「え？ちょっやめ」
そう言うとリエーフ君と山本君は私の腕を片方ずつ掴み持ち上げた
待ってこれこの前
雀田さんと木兎さんにもやられた奴…
「オワタ…」
男子の力に敵うはずもなく、諦めた私はそのまま2人がなすままバレー部のいる所へと連れて行かれた
「遅くなりました！」
「椿さんもいたんで連れてきましたよ！」
この光景を見た研磨は
憐れむ様な目で私を見た
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morisawa1(プロフ) - 蒼霞さん» コメントありがとうございます！長い間間更新出来ずにすみません。これからも更新遅めになりますが、しっかりと完結させますので宜しくお願いします！ (2021年8月14日 23時) (
レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
蒼霞 - 凄く面白いです！更新頑張ってください！ (2021年5月1日 17時) (レス) id: 72ed056e88 (このIDを非表示/違反報告)
morisawa1(プロフ) - ちむてゃさん» コメントありがとうございます！更新遅めですが頑張ります！ (2021年4月29日 16時) (レス) id: 49ab9ee495 (このIDを非表示/違反報告)
ちむてゃ(プロフ) - 途中のリエーフが可愛すぎて声に出して可愛いって言っちゃいました爆笑更新頑張ってください！ (2021年4月21日 9時) (レス) id: bcd70e8933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花屋 | 作成日時：2021年3月17日 18時
