沖田くん、俺の妹を貰ってくれない？((

貰ってやる 04 ページ6

〜Side 総悟〜

「お兄ちゃん・・・・・・次やったらどうなるか分かってるよね？て言うか分かるよね？分かんないとおかしいよね？」

ニッコニッコの笑顔でおこマークをこめかみに浮かばせて言った、旦那の妹。
こりゃ、面白そうだねィ。
強気な女ほど、調教のしがいがある。

「分かってるからその笑顔やめて。」

「俺は空気ですかィ。」

あ、言っちまった。
思ったことが口に出た。

「空気にしてたつもりはないわ。それ以上に空気の人たちがいるでしょ、ほら。」

「本当でィ。」

旦那の妹が身を向けた先には、近藤さん、土方、メガネ、チャイナ。
チャイナはともかく、それ以外は全く喋ってねェ。
人が空気のようだ！！！←

「A。マジで嫁に行ってくれ！！お兄ちゃんは妹が心配なんだよォォ！！お兄ちゃんが死んだらお前、どうやって生きてくの！？」

「お兄ちゃん末期ガンなの！？」

「いや、ちげーよ！！」

「私だってお兄ちゃんが心配よ！！お兄ちゃんが死んだらどうやって生きていくの？」

そこでの兄妹愛を発揮しないでくれ。
つーか魂胆が違うだろィ。

「A！そこまでお兄ちゃんの事を！！」

「だってお兄ちゃんが死んじゃったらどうやって、神楽や新八に給料払うの？」←

「そっちなの！？ねぇ、そっちなの！？」

「そうよ。」

ほらなァ。
魂胆は給料の事かィ。
でも案外、コイツと結婚すんのは悪くねェ。
顔良し、スタイル良し・・・・。←

「大丈夫！お兄ちゃんは多分死なないから！だからお前は俺を安心させて！？その為に嫁に行って！？」

「そうですぜ、妹。兄を安心させたいなら嫁に来なァ。」

「あんたもそっち！？あんたは反対しなさいよ！！」

「残念だったな！！」

ちょっと見下してやる。
さて、ここでどう動くか。
見ものでさァ。

「・・・・・・私、あんたに嫁に貰われてあげるわよ。」

「俺が貰ってやるんでィ。」

「マジィ！？これでおにーちゃん、ちょー安心！！」

「黙れ、腐れ天パ。」

おい。
これはグサってくるぞ。
辛辣だな。

「このストレートがァァ！！！俺だって羨ましいよ！！」

え、そっち！？
しかも号泣し始めたし。
どっかの県議か？

「存分に羨みなよ。んで、そこのお、お・・・・・・沖栗くん？」

沖栗って誰。
つーか沖田でィ！！

「沖田総悟でさァ。沖田な。」

「本当に嫁に貰う気？」

「本当でさァ。少子高齢化の世の中に貢献しやしょう。つーことでgo to bed。」

「嫌だァァァァ！！夫がこれは勘弁して！？晩年発○期はマジで！！」

ばーか。
まだ何にもやんねーよ。
やるのは、その時が来たらでィ。

貰われます 05→←貰ってくれ 03

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

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