沖田くん、俺の妹を貰ってくれない？((

貰ってやる 15 ページ18

〜Side 総悟〜

朝起きたら広がっているのは、俺の部屋の天井。
そして肌には布団の感覚。

「あ、起きたの？」

声の主は当然の如くAだった。
いつものように着物を着て、ショートボブの金髪をタッセル付きの紐でハーフアップ。
いつもと変わんねェ。

「あァ。」

「ご飯食べた？」

「いや、''なし''っつったのおめーでィ。」

「・・・・・本気にしたの？」

どーいう事だ。
本気ってなんでィ。

「本気って？」

「冗談のつもりだったのに。」

「はぁぁぁぁぁ！？」

じゃあ、昨日のは？
俺の勘違いか？
律儀に守った俺ってなんでィ。

「バカじゃん。幾ら何でも、そんな酷いことはしない。」

「いや、すんだろ。」

「真面目に抜いたろか。」

「それは勘弁。」

本当に勘弁でィ。
昨日はそのせいで腹ペコだしよォ。
俺の腹の音がなる。

「待ってて。今ご飯持ってくる。それと・・・・・、近藤さんが''今日は一日中、非番で良い''って。早くそのかすり傷、治しなさいよ。」

そう言うと、Aは部屋を出た。

え、マジ！？
非番！？
つーことは書類も何にもない！？

怪我のおかげか？
そういえば頬にも変な感触がしたのは、湿布やらなんやらだったのか。

しばらくすると、朝飯の乗った盆を持ってAが戻ってきた。

「さっきからうるさい。静かにできないの？」

「これで今日一日中、土方さんに何も言われなくて済む。」

「きーてんのー！？」

「あいでででで。」

右耳を少し引っ張られる。
やべ、こいつ力強い←
耳がちぎれる←

「朝ご飯持ってきた。」

「知ってる。」

と、ここで俺は思いついた。
昨日の仕返しでさァ。

「俺、食えねェから食わせろ。」

「命令形は却下。」

「誰のせいでこうなったんだろうなァ？」

「いや、一番の原因は総悟。エ○本発言してくると思わなかった。」

そりゃそうだ。
一番の原因は俺だな←

「とにかく食わせろー。」

「はいはい。分かりましたよ。」

「んぐっ！？」

俺の口にいきなり突っ込まれたスプーン。
すごい辛ェ。
デスソース入れやがったか。

「水！水！！」

「え、何！？大丈夫！？あ、はい水！！」

ゴクリ、と音がなるほどの勢いで飲んだ。
それにしても、さっきのは無自覚か？

「てめー何入れやがった。」

「ケチャップ。スクランブルエッグにはケチャップでしょ。」

ほら、と見せられたのはケチャップの容器。
中身入りのやつ。

あ、いっけね。
これ、俺が対土方用にケチャップとデスソース入れ替えたやつ。

「どしたの？」

「何でもねェ。」

はい、黒歴史確定。

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

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