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壱馬side
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・
「あの村を荒らすつもりなら許さないからな」
壱馬「いやっ、荒らすつもりなんか1ミリもないし
てかなんで!? 若返った!!!」
じいさんの姿もいい男だったけど
若返った姿はやっぱりいい男どころかかなりの色男
「あぁ...俺の特技なんだ、若返り」
壱馬「バカだろあんた」
ボケなのか素なのかわからない言葉に困惑するが
この人の表情は険しいままだ
村について、何か知っているのか
「君、名前は？」
壱馬「....壱馬だけど」
「壱馬くんね。
お願いだからあの村だけは荒らさないでほしいんだ」
壱馬「だから...俺は人を探してるだけで村は荒らすつもりねぇ
ていうかもう大昔に滅んでるんだろ？」
「...うん、誰も住んでない廃村だよ
でもね。人間たちは"銀月の狼"を恐れるけど
彼らにとってはあそこが帰る場所だからさ」
壱馬「"銀月の狼"なら...1年前に死んだぞ」
「え？」
俺が櫻羽家に仕えていたことと、"銀月の狼"の討伐計画があったこと
毛髪がAの能力に効果があること、
今探しているのはその時の雇われ剣士であること
それらを男に伝えた
俺の言葉に、男は目を見開いていた
「"銀月の狼"が死んだ....？
それにその姫の能力って
まさか、治癒の能力じゃ....」
壱馬「おい、なんでそのこと知ってんだ!?」
「....そうか、そういうことか」
俺を無視して、そうつぶやく男は
少し微笑んで霧が深くて見えない空を見上げた
「君が探してる人、きっといるよ
この先に」
壱馬「....え、わかるのか？
うちの姫のことといい...あんた何を知ってるんだよ
俺が探してる人の名前を言ったわけでもないのに」
「わかるよ、
さっきは疑ってごめん
・
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ついてきなよ、案内するから」
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名無し98531号(プロフ) - 更新頑張ってください！！続きすごく気になります！ (2019年10月16日 17時) (
レス) id: 92c44a7de9 (このIDを非表示/違反報告)
えま - 続きが楽しみです(*^o^*) (2019年10月1日 18時) (レス) id: ba091c410e (このIDを非表示/違反報告)
まうぴぃ(プロフ) - 素敵なお話見つけました！続き楽しみにしています！ (2019年9月29日 12時) (レス) id: c8900c101a (このIDを非表示/違反報告)
カイ - すごく続きが気になります！！更新がんばってください！ (2019年9月29日 0時) (レス) id: 2a1e5f7dd5 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - すごく話気になります！更新楽しみにしてます★ (2019年9月28日 10時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾓﾍﾟﾍﾟ
| 作成日時：2019年9月28日 0時
