どうせなら、雪になって消えたい【鬼滅の刃】

六. ページ6

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『お前っ....何をしているっ!!!』



『....あぁ、とうとう見つかっちゃったか』



『なぁその女も喰っていいのか？』



『いいよ。でも一応彼女も柱だから気を付けないと』



『私がお前たちに負けるとおもっ....』





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『あなたにはガッカリです。』



『鬼を庇い、仲間を攻撃するなど鬼殺隊失格だ。いや、人間失格だ』



『待って...私は何もしていない!!! 天乃がっ』



『口答えすんじゃねェよ、裏切りもんが』







『お前の顔、もう見たくない』



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「はっ....」




ここは？


見慣れた天井...そうか、蝶屋敷の一室か


しのぶの毒にやられて気絶してしまったのね



しかも昔の夢まで見てしまうなんて




あっ...私の日輪刀は!?




周りを手探りで探すと、持ちなれた感触が手の中に戻ってきた


はぁ...よかった


私の唯一の鬼に対抗するための武器だけど、それ以上にこの刀は宝物



これがなければ私はこの仕事を続けていけないだろう





それにしても一体、誰がここまで私を運んだんだろう





身体は普通に動きそうだから解毒剤は打ってある


お礼を言いたいけどしのぶだった場合、またごちゃごちゃ言われるのは面倒くさい




何も言わず静かに帰ろう。






日輪刀を持って立ち上がると、その途端に感じる気配





この気配は...









ガラッ









「....起きていたのか」







A「義勇...」






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