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教室を飛び出して理子にちょっと来てと言って屋上にやってきた
「なんなのよ、何かあったの？」
何も言わずに無理矢理連れて来てしまったから理子は少しムッとしてる
「ごめんごめんごめん自分じゃ溜め込んどけなくて」
「なに？本当なんかあった…？」
何かを察してくれた理子は今度は優しく聴いてくれた
深呼吸して口を開く
「あのね…東京の人いた…じゃん、その人にキスされて、その後…も」
バン！
屋上のドアが突然開く
そこにいたのは知られたくなかった人で
私のことをすごい顔で睨んでいて
とっさに理子の後ろに隠れる
「お前それどういうことだよ！！！なにもされてないって言ってたじゃねーか！！！」
「あ、、あの…」
「ちょっと！さんちゃん！Aは心配させないと思って言わなかったんじゃない！
「そうだよ三橋ちょっと落ち着けよ」
理子と伊藤くんがなだめてくれるがそんなの効かなくて
私が黙り込んでると怒って出てってしまった
あぁ…なんでこんな事になるの…
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作者名：ももずく | 作成日時：2019年3月31日 12時
