4 ページ13
少し肩を落としたまま、ショップを出る。もう少しカッコつけさせてくれてもいいじゃん・・・
貴「さ！アトラクション乗り回しますよ！！」
紫「乗り回すの・・・？」
貴「まずはスプ○ッシュ・マウン○ン行こう！！」
意気揚々と園内マップを広げて道案内をしてくれるAさんだけど、別に俺初めてきたわけじゃないし場所わかるんだけど・・・可愛いから道案内されとくか
貴「あ、ポップコーン！、はアトラクションの後の方がいいよね」
やりたいことがいろいろあるのか、あっちこっちをキョロキョロしてる。でも、こんなにはしゃぐもんか？
紫「Aさんってディ○ニーランドきたことないの？」
みんな何かしらの機会で来るであろうこの夢の国。テレビでもよく特集されてるから特段珍しいものでもないし、流石にはしゃぎすぎじゃ・・・
貴「あるけど・・・素の状態で来るのは初めてだから」
紫「あー、なるほど」
貴「テンションとかも周りに合わせてたから、今テンション高いのは多分その反動です」
紫「あ、テンション高い自覚はあったんだ」
てっきり無自覚かと思ってたわ。
貴「せっかくだから深澤さんを振り回して楽しんでやろうと思って。」
紫「えー？まあそれでAさんが楽しんでんならいいけどさぁ・・・？」
元々Aさんのご機嫌取りのために遊園地誘ったからね、楽しそうなAさんが見れて何より。
貴「うっ・・・ぐるぐるする・・・」
紫「そりゃ休憩なしでアトラクション7個ハシゴしたらそうなるでしょーよ、しかも激しいやつばっかだったし」
貴「いけると思ったんだけどなぁ」
ベンチに座るAさんにお水を渡して隣に座る。確かに「乗り回す」とは言っていたが酔うまで乗り回しちゃダメよねぇ
紫「加減ってもんがあるじゃん、おバカさんだなぁ」
貴「うるさいなぁ・・・うるさいから、ポップコーン買ってきて」
紫「それ関係あった？」
貴「ほら、さっきのリベンジのチャンスですよ。ポップコーンなら奢られても何も思わないんで」
紫「なんか納得いかないけどぉ・・・まあいいか！そんで、何味がいいの？」
わがままなお姫様はパンフレットを隅から隅まで見てうーんと唸ったあと、
貴「これ！これがいい！」
現在地から遠い位置で販売されている限定のポップコーンバケツをご所望なさった。
貴「これのキャラメル味ね！ほら早く！！」
紫「え、一応俺もアトラクション乗り回したあとなんですけど！？まさか走らせる気ですか？！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 716人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うさのすけ(プロフ) - 深澤リアコさん» ありがとうございます！作者の私もなかなかめんどくさい性格なので、「親近感が湧く」と言ってもらえてとても嬉しいです！少しずつにはなりますが頑張りますので、気長にお待ちくださいませ！ (2022年1月22日 15時) (
レス) id: 4a67e16777 (このIDを非表示/違反報告)
深澤リアコ - 私も夢主ちゃんみたいな性格なんで、親近感が湧いてきます。更新まっています。 (2022年1月22日 0時) (レス) @page16 id: 00c4a8b38f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさのすけ | 作成日時：2021年9月25日 0時
