純粋メイド

２人でお料理 ページ7

亜嵐「ほら手伝うよ」

「いやホントにだいじょぶです！
ご主人様に手伝ってもらうなんてっ」

亜嵐「でも俺が手伝いたいし、２人で作った方が美味しいの作れるかもじゃん」

「…じゃあお願いしまーす！」






ってことで２人で初料理。
…Aってメシ作れんの？






「亜嵐さん、なにしたいですか？」

亜嵐「んー…じゃあジャガイモ」

「気をつけてやってくださいよ？」

亜嵐「なんだよ、だいじょぶだって」

「なんか心配なんですよ…」

亜嵐「だいじょぶだろ」





なんでかめっちゃ心配される俺。
いや思ったんだけどね、俺はAが心配。

だってなんかしそうじゃん。






「うっ、ふぇ…(泣)」

亜嵐「は？お、おいどーした？」

「うぅ、タマネギしみますぅ…」






んだよ、俺よりAのほうがやべーじゃん。
まぁ、タマネギはさしょうがないかもだけど…

A大打撃(笑)。←
まぁ泣き顔とか…Aの全部が可愛いからいいんだけど。






「うぇ、ふえぇぇぇ…」

亜嵐「…A、変わろうか？」

「ダメですっ、亜嵐さん泣いちゃいますよ」

亜嵐「んなっ、俺お前より年上だぞっ！」

「亜嵐さんも涙目になっちゃいますって、絶対」

亜嵐「なめやがって…」






こいつ…メイドのくせにご主人様のことなめやがって！
タマネギくらい泣かないで切れるわ！

…嘘、わかんねぇ。





亜嵐「…なんかヤバイかも」

「ほら！亜嵐さん涙目ですよ？」

亜嵐「うるせぇ！Aはジャガイモとか切ってろって」

「はーい」






マジで俺のことなめてんな。
年上甘くみんなよ？

…可愛いから憎めないんだけど。






「なんか亜嵐さん面白いです！」

亜嵐「今それどころじゃねーって(泣)」

「…あっ、泣いてます！泣いてます！」

亜嵐「ちょっ、今すぐ変わって！」

「うえっ？は、はいっ！」






今日の料理、時間かかり過ぎだな…(笑)
でもAが作るからぜってー美味しい。

２人のカレーライス→←スーパーにて

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