純粋メイド

▽ ページ25

裕太「赤パツええやんな」

龍友「やめろや、ダサい」

「ええ、愛媛の人これですよ？」

メン「あ、愛媛出身？」

「はい！亜嵐さんと一緒なんです！」







すっかり年上組と打ち解けたA。
今は赤パツで揉めてる、俺の黒パツもいいと思うんだけどね。
…うん、その後の“亜嵐さんと一緒なんです！”がめっちゃ可愛かった。←








_____ピーンポーン



亜嵐「出てくんね〜」

「あ、あとの準備！」



____

涼太「亜嵐くん来たよ〜」

隼「メイドちゃん会いたーい！！」

玲於「うっせーよ、近所迷惑」





年下組到着。
まあ、Aと歳も近い方だしすぐ仲良くなれるでしょ。






涼太「龍友くんたちついてるんだ」

亜嵐「うん、さっきからずっとA取られてる」

玲於「ざまあ」

涼太「玲於…(笑)」

隼「えっ…マジでメイド服着てるんですか」

玲於「は？…やっば」

涼太「ちょっ、早く見たい」

亜嵐「襲うなよっ！」

____





「あ、えっとこんにちわ？」

隼「ええ、亜嵐くん家のメイドちゃん面白そう！」

涼太「ホントにメイド服着てるし」

玲於「亜嵐くんマジの変態じゃん」

亜嵐「おいっ！」







年下組がメイド服に驚いてる中、Aは顔真っ赤になりながらメイド服隠そうとしてる。
…あーもう顔真っ赤なの、気にくわねぇ。
だって俺だけのAじゃん、俺のじゃん。







「んーと…？」

涼太「あ、自己紹介遅れたね。俺、片寄涼太です。ジェネのボーカルやってます」

「あ、龍友さんと一緒…」

涼太「そうそう！…っていうかさ何歳？」

「２０歳です…あ、今度２１歳です」

涼太「あー、もしあれだったらさタメ口とかでもいいんだけど…」

「な、慣れますっ」







んだよ、王子目の前にしてちょっと顔赤くなってんじゃねーよ。
はあ、マジで取られそうで怖い。







隼「あ、僕ですね！えっと小森隼です、歳近いんで隼って呼んでください！あ、タメ口でもオッケーです！…あ、僕タメ口にします！」

「は、はい隼さn…あ、隼？」

隼「うん！…これからよろしくでーす！」

「うん、よろしく！」







…ああ、マジか。
ついに隼は呼び捨てにタメ口か…
まあ涼太じゃないだけマシだな。
なかなかフレンドリーだったのかな。







玲於「ん、俺佐野玲於っす、歳近いからタメ口ね、それと玲於」

「う、うん！玲於、よろしくね」

玲於「お、おう。あとで連絡先教えてよ」

「あ、うん！ぜひ！」

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