私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ34)

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作戦開始！！ページ34

翌日

Aside

タピオカ屋に行った次の次の日の放課後
つまり、月曜日

私はななもり先輩に呼び出された
よくよく考えたら私生徒会長に呼び出されてるのか
それはやばいな…

待ち合わせ場所はこの前行った第3音楽室
用事聞いたら、すぐ帰らないと

と心の中で思いながら私は第3音楽室をノックした
すると扉が開いて

な「黒美さーん！！」

ななもり先輩が出てきた

『こんにちは、ななもり先輩。私この後用事があるのでなるべく手短にお願いします』

早く帰ってお父さんのご飯作らないと
また、怒られちゃうからね

な「了解、立ち話もあれだから中入って、あぁ鞄そこに置いといていいから」

と言われ私は一言お礼をしたあと鞄を置き案内された場所へと向かった

ジェ「あれ、黒美ちゃんやん」

こ「ほ、ほんとだ」

る「そ、そうですね。ぼ、僕お茶入れ直してきます」

莉「る、るぅとくん俺も手伝う？」

そこに居たのは何故かいつもより(？)硬めの朱山先輩、青谷くん、るぅとくん、そして莉犬くん

桃崎先輩以外のメンバーが揃っていた

『なんでそんな緊張してるんですか？』

と聞くとｷﾞｸｯという効果音が聞こえた

な「そ、そんな事ないよ…ね、皆？」

ななもり先輩が聞くと皆して頷いていた
いや、めちゃくちゃ緊張してるやないかい

な「ごめん、前置きが長くなっちゃったね本題なんだけどさ

黒美さんって衣装作れる？」

『え？』

私は言葉の意味を全く理解できなかった
衣装…？

莉「なーくんいくらなんでも言葉たらなすぎるよ」

るぅとくんとお茶を入れに行ってた莉犬くんが帰ってきた
というか、ここ音楽室なのにどうやってお茶入れるんだ？

る「本当ですよ…あ、ジェルくんポットのお湯無くなったんで家庭科室借りてきてお湯入れて来てください」

え、ポットなんや
ちょっと意外だったかもしんない
なんか、裏にキッチンとかありそう…

ジェ「えぇ、めんどくs る「ジェルくん…？」分かった、行くからそのビール瓶しまってくれや｣

るぅとくんの圧に負けた朱山先輩はしぶしぶとしながら音楽室を出ていった

な「あははは(苦笑) ゴメンゴメン、また話し逸れちゃったね…話を戻すけどまずこの学校に体育祭があることは知ってるよね？｣

『はい、割と隣町から来る人もいるくらい大きな行事ですもんね』

という言葉にうん。と頷くななもり先輩

「実はさ…」