私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ24)

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お詫びのデートページ24

莉犬side

「タピオカ、タピオカ♩」

俺はソファーの上で鼻歌を歌っていた
するとさとみくんが隣に座ってきた

さ「ははっ、相変わらず莉犬はタピオカ好きだな」

「そう言いながらも、楽しみなんでしょ？」

まぁ、さとみくんが喜ぶのも無理はない
なんせ、土曜日に行くタピオカ屋は今SNSで話題な上に、予約もいっぱいらしい

さ「けど、よく土曜に予約できたな、まさか脅しを始めた...？｣

と笑いながら聞いてきたので
1発腹パンしといた←

回想

その日はたまたまなーくんと帰ってたんだけど

な「莉犬君ってタピオカ好きだよね？」

「うん、好きだよ」

と答えたあと「よかったー」といい紙(？)を渡された

「え、なーくんこれ何？」

いや、理解はできてる
だってこれ高値でネットで売ってるもん
最近できたばかりのタピオカ屋の予約券でしょ？
え、なんで！？

な「実はさ、この前生徒会の子に貰ってさ、でも俺が行くよりタピオカが好きな莉犬君が行った方がいいかなって思ってさ」

回想終了

さ「なるほど、それなら考えられるな」

｢でしょ、でもその券4人まで出来るんだけど...他に誰か誘う？」

と言ってもジェルはなんかめんどいし、ころちゃんは煩いし...←

と俺が考えてるとさとみくんが「あ、」と声を漏らした
え、誰かいるの？

さ「女子なんだけどさ、まだ連絡先知らなくて...」

「えーなんでよ、ちなみにどんな人なの？」

さ「黒髪ロングのめちゃくちゃ美人で可愛い2年生」

ん？
ちょっと待ってもしかして委員会で遠井さんと話してた...？

「わんちゃん連絡先分かるかもしんない...」

と呟くとさとみくんがすぐ反応して俺の肩を掴んで、ぶんぶんと揺らした

「俺じゃなくて、遠井さんが！！遠井さんが、その先輩の連絡先持ってるかもしれないって話！！」

俺が言い終わった瞬間にさとみくんは遠井さんに連絡を入れた