私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ22)

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放送ページ22

Aside

私の前に立ってる桃崎先輩
なんで、この人私の居場所知ってんだ？
ストーカーか？ストーカーなのか！？

『どうして、ここに居るんですか？ストーカーですか？』

と少し強めにいい桃崎先輩から一歩下がった
いくら、イケメンだからってやっていい事といけない事くらいあるだろう

すると桃崎先輩は突然笑いだした
この人頭おかしいのか？

さ「いや、黒美さん...心の声全部聞こえてるよｸｯw」

え、嘘だろ？
そしたら桃崎先輩にイケメンって言ったの聞こえたということだろう最悪だ...

さ「こんな可愛い子にイケメンって言われて光栄だわ」

は...！？
何言ってんのこの先輩...？

『桃崎先輩のアホ！！自分に自惚れてろ！！』

と言いミルクティーを桃崎先輩に向けてぶん投げた
が、間一髪でかわされた

さ「あ、黒美さん！！...行っちゃった」

『ただいまー村ちゃんこれ、お釣ね』

村「おかえりー、お茶ありがとね」

私は村ちゃんの机の上にお茶を置き椅子に座った

柳「ありー？Aの分の飲み物は？」

あ、そういえば桃崎先輩にぶん投げて自分の飲み物ないんだっけ

『いや、実は「ピンポンパンポーン」え？』

予め仕掛けておいたようなタイミングでチャイムがなった

ジ「えー本当は放送の仕事したくないくないんですけど隣に居る遠井さんが怖いんで放送しまーす｣

この声は確か朱山先輩...？

遠井先輩(？)「なんでだよ...てか、遠井じゃないし、そして私なんもしてないし」

遠井先輩(？)は朱山先輩と仲いいのだろうか？まるで漫才を聞いてるようだ

さ「2人とも全部声入ってるからな？」

『えっ』

ｷﾞｸﾘ

やべ、今桃崎先輩の声聞いたらさっきの思い出しちゃうわ
やべぇよ
イケメン怖いわ

さ「えっと...風紀委員の皆さんは今日の放課後2年C組に来るように...とうちの担任が言ってましたー」

遠「おい、さとみ手前も何してんだか...あっ、これで放送委員からの連絡を終わりにします」

ピンポンパンポーン

『なんだったのかな今の』

柳「さぁ？」