私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ20)

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タピオカ屋ページ20

さとみside

「ごめん、遅れた？」

な「いや、俺らも丁度今来たところだよ」

俺ら6人は毎日校庭の隅の方でお昼を食べている
え、なんで隅で食べるのかって？
それは、俺らが目立つからだよ←

な「んじゃ、皆集まったし食べよっか」

る「ちょ、ころちゃんそれ僕の卵焼きです！！」

こ「いいじゃん、それくらいケチ臭いなー」

ジ「るうちゃん俺の食b る「ジェルくんのは要らないです」なんでだよぉぉぉぉぉ」

今日もあいかわらず賑やかだなーと思いながら弁当を食べていると、俺の袖を誰かが引っ張った
後ろを振り返ると

「莉犬？」

莉「あのさ、さとみくん今週の土曜日空いてる？」

携帯のスケジュール表を見たが、予定は何も入っていなかった

「なんもないけど、なんかあるのか？」

すると莉犬は目をキラキラさせて俺の手を掴んだ

莉「じゃあさ新しく出来たタピオカ屋さん行かない！？」

え、タピオカ屋？
男2人で？
というか、なんで俺？

莉「いやぁー本当はるぅとくんでもよかったんだけどさ、るぅとくんその日空いてないらしくてさ。もしかしてダメだった？」

別にタピオカは嫌いじゃないし、というかむしろ行きたい

「いや、ちょうど暇だったしいいけど、なんかこう華が欲しい」

と言ったら莉犬は納得したのか「あー」と返した
そしたら

ジ「あら、それじゃぁ私も行こうかしらぁ」

とジェルが女声で入ってきたwwwww
それは、あかんwwwww
あれ、というか

「なんでジェルが俺のお茶飲んでんの？」

ジ「あ、これさとちゃんのだったん？ごめん、気づかんかったわ」

あははーと笑うジェルの後ろからなーくんの黒い影が見えてきた
ジェルご愁傷さま

「んじゃあ俺新しいの買ってくるわ」

とそこから逃げ出すかのように自販機へ向かった