私を助けてくれたのは学校でモテモテの王子様達でしたすとぷり (ページ15)

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恐怖の始まりページ15

⚠少しだけ暴力表現あるかもです
苦手な方は飛ばしてください

ｶﾞﾁｬ

『ただi「遅い」お、お父さん』

嘘...今日は泊まりなんじゃないの？

「こんな時間までなしてたんだ？」

時計を見る5時半を過ぎていた
私の場合5時半を過ぎに帰ると凄く怒られるのだ

『あの、その...』

と私が戸惑っていると

「うるせぇ」
といいながらお腹を殴った
その勢いのせいか、私は床に膝を着いた

けれど、お父さんはこうなっても決してやめはしない

「こっちは腹減ってるのによ、なんだよてめぇは呑気に帰ってきやがって」

次に私の髪の毛を思いっきり引っ張った

いたいたいたいたいたいたいたいいたいたいたいたいたいたいたいいたいたいたいたいたいたいたいいたいたいたいたいたいたいたいいたいたいたいたいたいたいたい

だけれどこんなこと言ったらもっと強く引っ張られるのに決まってる
だから私は必死に声を殺した

「今日はこれくらいにしてやるよ、だからさっさと飯を作れよ。あと飯はいつもの所へ置いとけよ。ただでさえ役に立たないからこれくらいはしろよな？｣

『はい…』

と言い自室へと戻って行った
そのあと大きなため息が出てしまった

あれから今日の夜ご飯を作ることにした
ちなみにメニューは

ご飯
さっき買ってきたお惣菜
ひじき
トマトときゅうりのサラダ
豆腐とわかめの味噌汁

だ
我ながらよく建てられたメニューだと思う

お父さんに言われたとうりお父さんの部屋の前においてリビングへと戻った

さっきお父さんにやられた所がまだ痛くて何もする気になれずソファーに座り込んだ

そして、気づかないうちに目を閉じてしまっていた