【呪術廻戦】圧縮系呪術師 弐【男主】

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五「ちょっとー！ 無視はさすがに酷いよ！！」


「「「……」」」



結局みんな無視続行するので俺が相手するしかないんですよねぇ…。
憂太が居てくれたらな(遠い目)



『悟、ウザ絡みやめなよ。
なんか用があって来たんでしょ？』



コイツは基本的に忙しいヤツだから捕まえようとして捕まるヤツじゃない。

ちょっと見かけないと思ったら出張行ってたりするし…。



「Aまで…！ 反抗期？」なんて馬鹿なこと言ってるのを呆れた目で見ていると、仕切り直そうとしたのか「はいちゅうもーく！」と手を叩いた。


チラッと目線だけ寄越すみんな。



五「いきなりだけど オマエらを中忍すっ飛ばして上忍選抜試験に推薦しちゃったから！」


『おい！ それ本家のやつ！！』



お前が言うとなんか洒落にならんからヤメロ！！(キャラ被り的な意味で)


「いっけね☆」と照れ笑いする悟に枕を投げるも躱される。しかし後から真希が投げた豪速球な枕が顔面に当たったので良しとする(？)。



希「つまり何が言いたいんだテメェは」


パ「前置きが長いんだよなぁ」


狗「しゃけ こんぶ」



正論だし中々ボロクソ言われてるぞ、悟。

しかし本人はどこ吹く風とばかりにどこまでもマイペース。
どうしたらそんなに唯我独尊になれるかね？
ホント俺とは真逆だなぁ。



五「つ・ま・り！！
真希とパンダを一級に推薦してもらうよう口聞いといた！」グッ


「「…は？？」」


狗「…ツナ」


『おぉ〜！』



いい笑顔でサムズアップする悟にポカンとしている真希とパンダ、目が少し見開いた棘。
さっきの前置きでなんとなくニュアンスを理解していた俺は仲間達の昇進が素直に嬉しかった。

まぁ複数人とはいえ特級を祓ったんだからその資格は充分と言えるだろう。

これは憂太にも報告しなきゃだ！！



一泊置いて喜んでいる三人を横目に気になったことを聞いてみる。



『ところで誰に推薦お願いしたんだ？
俺にも声かけてくれりゃ良かったのに(ﾎﾞｿｯ』


五「葵と冥さんに。一年と一緒にね♪(ﾎﾞｿｯ)
今年は豊作で嬉しいな〜」


『あぁ……、』



東堂さんは悠仁がいたから快く引き受けてそうだけど… 冥さんは金だろうな(確信)


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