【呪術廻戦】圧縮系呪術師【男主】

#7 甘えたと助太刀 ページ23

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一年生の特訓に混ざってから数日。

あいも変わらず俺は悟の任務を肩代わりしていて忙しい。

まぁでも後輩の成長の為だもんな。仕方ないと割り切れる。


今日は明け方の任務が一件あり、今帰ってきたところだった。

そのまま寝るのもなんか勿体ない気がして、癒しを求めて高専内をぶらつく。

誰かに遭遇しないかなー と思いながらも自然と足はグラウンドの方へ。

アイツらは今日も一年生の特訓してるだろうしな。



でも職員室の近くを通ったところで、悟と遭遇した。




五「あれ、A任務じゃなかった？もう帰ってきてたんだ」


『お前の代わりのやつな。疲れたから癒しが欲しい…』


五「そんなこと言って無傷じゃ〜ん？
ま、でも… よく頑張りました」ギュッ



意図を汲んでくれたのか正面から抱きしめてくれる。


俺は術式の関係上、あまり人と組んで任務に行く事はない。

昔のように術式を発動すると視点上のものを全てキューブにしてしまう訳ではないが、もし呪力のコントロールが効かなくなった場合には万が一の可能性もある。

それを考慮しての事なのだが、それが何日も続くとさすがに人肌恋しくなるワケで。

その反動のように任務後は誰かに甘えたくなるのだ。

そして俺の周りはそれを理解してくれてる人ばかりだから素直に甘えられる。




『…んーー。悟〜〜』スリスリ


五「大分お疲れモードだね。さすがに無茶させすぎた？」ナデナデ


『んーん、まだ大丈夫。こんな事くらいでしか役に立てないし…』ギュー


五「！(ヤダ… 僕の弟かわいすぎ？？超健気…！)
…あー、Aはそこに居るだけでも充分だから。卑下しないの」


『んなワケ… うっ』




ネガティブのせいでデコピンされた。あたた。



五「まだ足りなかったか〜？ちゅーでもする？？」


『いや、もういい(スンッ』


五「急にドライじゃん…」


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