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#11 ページ13

Aside









小麦色の肌、野球部にしては白い肌。









でも、筋肉はついていて男子なんだって









手は繋いでるけど少し手は汗ばんでいて









本当に好きな人とかいないのだろうか…









今この状況をクラスメイトに見られたら









中島くんはなんて言うのだろう…









かき氷を食べながら静かな場所で花火を見る









卓也「綺麗やね」









A「そうだね」









会話は続かないけど気まずくはならなくて









気がついたら花火も終わっていて









卓也「家まで送るよ。」









断っても中島くんは頑固すぎるから









いいことでもあるんだけどね









花火大会の場所から私の家はそんなに遠くない









A「今日楽しかった。ありがとう!」









卓也「俺も。あのさ、来年」









なに?って言うと









卓也「来年もまた一緒に行こう」









A「いいよ。」

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作者名:柚夏 | 作成日時:2018年6月21日 7時

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