28話 ページ29
9年前
何のために生きてきたんだろう
「っ、」
何で
「っはぁっ、」
今まで俺は自分の意思に反したことをしていた？
「はぁっ、はっ」
ダ「？おい、どうした？」
もう俺は自分が分からない
「はぁ、はぁっ、なんっ、」
ダ「っ(Aの本名)？！」
この涙も分からない
人間が分からない
ダ「おい！大丈夫かよ？！」
なにが良いのか分からない
呼吸が荒くなるだけで、ただただ怖い
「はぁっはぁっ、ぁ、ぐっ、た、助け」
助けて
「大丈夫ですか？！」
聞き覚えのない声、誰だろうか
ダ「(ぺけたんの本名)！」
ぺ「落ち着いて、ゆっくり息を吸って、」
いや、誰かなんて関係ない、今は従わないと、
ぺ「そう、そう、ゆっくり吐いて、」
「はぁ、は、はぁ」
ぺ「よかった、落ち着いた」
呼吸の落ち着きとともに、俺は、何年もかかって疑問に思っていた自分が生きる理由が分かった。
それは、自分が人間であることを受け入れている証拠ということ、
いや、今はそんなことを言うことすら馬鹿馬鹿しい、
今までの自分は無意味なことを考えていたんだ。
人間がどうだとか、地球の一部だとか、考えるだけで無意味だった。自分のつくりだす妄想で遊んでいた自分が今となっては馬鹿馬鹿しかった。
ダ「…悪いな、(Aの本名)俺のせいで、けど言ったこと、後悔してねぇよ、いつか俺らに心開いてくれたらいいと思ってる。」
俺はその言葉を否定しない。
こんな思考も馬鹿馬鹿しい。
俺は一人の人として、高校生活、自分の生きる道を歩みたい。
この気づかせてくれた友と呼べる存在と一緒に。
「……いいよ、そんなことよりも、明日また会おう。
ダーマ」
ダ「…！あぁ、A！」
「……あと、さっきの人達も、また今度紹介してよ、」
柄にもないことを言ったから少し赤面する。
あぁ、自分は今の時間を楽しめてる。人生を楽しむってこういうことなのか、
見逃していたな…
ダ「あぁ！あ、ちなみに言うとこいつも友達、ぺけたんって呼んでるよ」
ぺ「？？状況が分からないけど、A？よろしく！てかさっきの俺かっこよくね？」
ダ「ははっ！」
思えばダーマはずっと俺のことを理解してくれていたんだ。
今までの言葉も全部意味があった。
実際言うと、ダーマの言葉は俺に響いていたのかもしれない。
「…ふふ、」
久しぶりに、笑った気がした。
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zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» レスありがとうございます！！wお母さん兼神様でもあるのですね！！神からコメントを授かることができるとは…色んな方々の為に頑張ろうと思いました！！！(やばい奴すこ……) (2019年10月2日 23時) (
レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - zuすまさん» 背中押していただき有難うございます！！！！！！！！！！今日も今日とてうちの息子達が可愛いっっつ！←(テメェなんだよ)(神だよ)(母親じゃねぇのかよ)(母でもあり神でもあるのだ…)(近づかないほうがいい、やばい奴だ…) (2019年10月2日 20時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(プロフ) - トマトジュースさん» コメントありがとうございますっ！！やっと夢主様の背中を押すことができたよお母さん！！コックハクですよ！ふおおお！w(吐血) (2019年9月26日 7時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
トマトジュース - つ、ついに、こ、こ、こ、告白きたァァァァァァァァ！！！！！！！！！！お母さんは信じていましたよ！←(何もんだよ)(母親だ)(しらねぇよ) (2019年9月26日 7時) (レス) id: b4078055ec (このIDを非表示/違反報告)
zuすま(元zuてぃーすまいるです)(プロフ) - パピコの亡者さん» レスありがとうございます！頑張ります！！！ (2019年1月8日 19時) (レス) id: 78505669c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：zuすま x他1人 | 作成日時：2018年12月1日 11時
