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とにかく入らんと分かれへん、そう思って校舎に入ったはいいがここがどこでホールがどこなのかが分かれへん。
みやびちゃんどこ行ったの…?
きょろきょろと挙動不審になっておると後ろから声をかけられた。

「何しよるんだ?」
「ホール行かんのか?」
『か、神様…!』
「「神様?」」

水色の制服で長髪パーマの男の子と、背の高い紫色の制服でなんだかでらおしゃれな男の子。
きっと同じ特進クラスで、これから入学式に向かうのやろう。
助けてと言う思いを込めて神様と言えば?を頭に浮かべて私の方へ来てくれたんや。

『入学したばっかでここに来いって言われてもわかれへんよ』
「うむ、確かにな」
「それにしても神様はおもしいな」
『なあんも面白くないよ、ほんとに神様に見えたんやから』

水色が毛利くん、紫色が前田くん。覚えた。
この時私は、"前田利家"と言う名前を忘れていたんや。
前田利家の正妻である、なんて言われていたのに。

『あ、みやびちゃん!』
「友達がおったか」
「もう迷うなよ」
『ありがとう、もし迷ったらまた助けてね』

優しい2人にお礼を言って、みやびちゃんの元へ。
みやびちゃんにはどこへ行ったかと!なんて心配され、豊臣くんからは何故か後ろから抱き締められたん。
あ、毛利くんと前田くんのところに避難しようかな。

「こら、離して下さいまし!」
『みやびちゃん優しい…』
「まつちゃんはこちらへ」
『どこまでもついていきます』
「えぇ、まつちゃん仲良くしようやぁ」

なんて話をしていれば、全身を黒一色で纏った美人さんが水晶玉を持って出てくる。
なんやろ、あの水晶玉…

「一同、注目」

まさかあの水晶玉に人が浮かんでくるなんて思わへん。
更に言えば旗印戦だなんて、まあ予測が着いていたと言えばそうやけど。

「これは、ロマンだ!」

ロマンだなんて、全く思わへんけど。
この先のことを考えると、ちびっとだけ目眩がした。

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パンダ - 前田大好きなので応援してます (2022年10月8日 10時) (レス) @page22 id: 463b37ca19 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 久しぶりの投稿ありがとうございます!!これからも応援してます! (2022年10月7日 23時) (レス) @page22 id: da4f381cbe (このIDを非表示/違反報告)
naな(プロフ) - 私も前田くん好きなので、楽しみにしてます!頑張ってください! (2022年10月4日 22時) (レス) id: 948a9abe41 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの権左ブロウ - 頑張ってください!応援してます (2022年8月20日 0時) (レス) @page21 id: e25671cd6c (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 私も前田くん好きなので楽しく読ませてもらってます!更新楽しみにしてます♡ (2022年8月15日 23時) (レス) id: 8e4d5cdfdc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しろ | 作成日時:2022年8月8日 17時

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