しろくろ【呪術廻戦】 (ページ35)

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その１２ページ35

まさか、と脳内に過ぎった突然の嫌な予感に変な汗が私の顔を伝う。

すると、やはりその予測は当たっていた様で……

山本「貴様凄まじい汗だぞ。やめてくれ、食欲が失せる」

口をモグモグさせながらも納豆をかき混ぜるソイツの姿に、

私は次の瞬間叫んだ。

「おまっ、お前なんでココにいんじゃァァァ！！！」

山本「貴様が坂田家の一員になれと言ったんだろォが！！今日から坂田五郎左衛門な、俺！！」

「ざけんな、お前なんかペットでもいるかァァァ！！」

ギャーギャーと喧嘩を続ける私達を見ていた夏油さんは、笑いながら五条に問いかけた。

夏油「…とめようか？」

五条「いや、いいよ。

出会いに喧嘩、これも青春の内だよ」

「適当な事言っていい感じに閉めようとしてんじゃねーぞ五条、テメェ母ちゃんにイタズラしたのがバレてバットでボコボコにされたの知ってるからな！！」

五条「上等だコラァァ！！舐めた口利いてられんのも今のうちだクソガキ！！！」

夏油「悟、なんで君はここに来るといっつも素に戻るんだい…全く」

山本「何だ、呪術合戦か！？だったらあそこの前髪がウザい奴にも入れと伝えろ！！」

夏油「……どうやら少し痛めつけないとわからない様だね、君達は」

「うわあァァァ待て待て夏油さん、ここで呪霊を出すなァァァ！！！私呪術師じゃない、一般人！！ただの一般人だからァァァ！！！」

ギャアアアァァァ！！！

海人「…ママ、

我が家は今日も賑やかです。」

…私、坂田とみ子。

呪い屋はやめたけど、私にかかった呪いはしばらく解けなさそう…

ーーー

(http://uranai.nosv.org/uploader/common/1/8/2/182a5f91bfa45d566af1481d91fb8597.png)

原作の本編完結したので記念にスケッチをどうぞ。あくまでスケッチ程度に描いたので結構荒いです。