97話~デリバリーサービス~ ページ6
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クロームに連れられて来た場所は
見たことも無い場所だった
『映画館？』
「それ」
『？』
「重いでしょ、そこに置いて」
指をさされた場所へ重箱を置いて手口の近くに
座り込むクロームのところに近づき共に座る
『、、、もしかしてここって、秘密基地的な感じ？』
「、、、、基地はあってる。」
『そっか』
と、そこでまた会話が途切れてしまってどうしようと
考えていたAの頭にふと先程別れた京子が
浮かんでき、無意識に声に出していた
『、、京子、今頃何してるんだろ』
「、、、、お友達？」
『え？』
「その京子って子。」
声に出しちゃってたのか。と恥ずかしがっていた
Aの方にクロームかチラッと横目で見つめていた
『お、オトモダチ、、、』
「､､､そう」
と、またそこで会話が途切れて気まずい雰囲気が
流れる誰か来いっと考えていたら外の廊下の奥から
あるふたつの声が聞こえてきた
それは前に聞いたことのある2つの声だった
その声はだんだんこの部屋に近づいてきて
ドアが少し強めに開かれた
「あいつどこほっつき歩いてんだびょん！」
「､､､もう帰ってるんじゃないの」
と、最後に入ってきたメガネ男子の目が合った
「､､､」
とりあえず手を振ったらふいっと顔をそらされて
しまった別に悲しくもないんだけど無視されるのは
流石に嫌なんだけど
「ちょっとそこら辺見てくるび､､､」
くるっと後ろを振り返った犬っぽい男子と
目が合ってお互い見つめあっていた
クロームはいつの間にかあたしに寄り掛かって
寝ていたけど
「、、、な、にしてんらよお前」
『デリバリーサービス』
「は？」
「犬。これ」
「あ？」
犬っぽい男子、名前がけんって言うんだ
名前聞けてよかったもう1人も名前知りたい
メガネ男子が犬って言う男子にあたしが頼まれて
持ってきた重箱を見せると微かに目を輝かせてた
「これ、中身何？」
『たしか唐揚げとおにぎりに、、後の1段は
お母さんが秘密って言ってた 3人で食べてって』
「！どの段がどれら！？」
唐揚げに反応したね？
『まって、クローム起こしてから』
「寝てるなら寝かせといていいよ」
君ら、、、特にそっちの
食べるからあまり残らないじゃない
あぁほらすぐ唐揚げだけ独り占めしようとする
クロームを気遣いながら移動して独り占めしようと
する犬から唐揚げの入った箱を取り上げるA
『だめ。お母さんがみんなでって言ったんだから』
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ステッカー(プロフ) - ゆいさん» 嬉しいですありがとうございます！ (3月16日 1時) (
レス) id: b18adaf805 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - すごく面白くて何度も読み返しちゃいます！ (3月16日 0時) (レス) id: a6128cba78 (このIDを非表示/違反報告)
ステッカー(プロフ) - まーぶりんさん» 大分返信が遅れて申し訳ありません！コメントありがとうございます！！何回もですか！？嬉しいです、はい、更新頑張ります、ありがとうございます (2021年10月23日 0時) (レス) id: b18adaf805 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶりん(プロフ) - この作品大好きで、何回も読み直させてもらってます🥺💞続き楽しみにしてます！！無理をなさらず、更新頑張ってください！ (2021年10月18日 18時) (レス) @page45 id: 045921842f (このIDを非表示/違反報告)
ステッカー(プロフ) - 朝桐さん» こんにちは！読んでくださり有難うございます！アオハルと感じてもらえて良かったです、ありがとう頑張ります！ (2021年8月10日 21時) (レス) id: f775383b2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ステッカー | 作成日時：2021年7月16日 13時
