【訳が】トリップして来たのは、魔王様でした。【わからないよ】

この魔王、同行。松野「うわぁ、腹立つわー。」 ページ12

なんと1対0であの尾刈斗中でさえも破り、準決勝までのし上がったとの情報が今入ったのだ

鬼灯「ガセ情報ではありませんよね。」

春奈「はい、ちゃんとした公式サイトなので…。」

円堂「一体どんなチームなんだよ。」

ジリリン ジリリン
この絶妙なタイミングで部室内に電話のアラーム音が響く

染岡「…おいっ、一体誰の「もしもし、俺だよオレオレ。」お前かい！！」


「幽谷、事情は聴いたぞ、残念だったな…まぁそう自分を責めるな、その悔しさを次に生かせば…‥さっきからウルセェよ月村……あ、武羅途か？状況説明プリーズ……はぁ、ちゃんとシュートはしたんだな。」


栗松「幽谷って、あの尾刈斗のキャプテンでヤンスか！？」

松野「うわぁ腹立つわー。僕達がいない間どんだけ仲良しになってんだよ。」

土門「マックス、ちょっと自重しようか。」

風丸「(くそっ！俺でさえ教えて貰ったことないのに…！！)」

電話の向こうの相手はキャプテンの幽谷だった。
Aは傷心の彼等を慰めて戦況情報を聞き出す

「で？止められたのか？……あ''？ゴールに入らないだと？‥キーパー技無しで？‥砂埃？なんだそれ…ああ、わかった。ありがとう…
《ピッ》…だってさ。」

鬼灯「そうですか…っと、言うとでも？
ツ●ッターはまだしも…男相手にそうホイホイと連絡先を教えてならんと、あれ程言ったじゃありませんか！」

「…ソレとコレとはどう違うんだ…？」

鬼灯「貴方は少し警戒心を持ってください！全くもう！！」

「！？、！？？？」

後ろにいた染岡が、お前こんな兄貴持つと大変だな、と察したようにポンとA肩を叩いた。しかし何にせよ本人は解ってない

円堂「でも、ゴールが入らないって一体どういう事だ？」



目金「これは行ってみるしかないようですねぇ…メイド喫茶に。」


鬼灯「…それ、貴方が行きたいだけd。」

目金「いいえ！秋葉明戸学園とやらがあの強豪、尾刈斗中を破ったのではきっと訳がある筈。
僕にはその訳がメイド喫茶にあるとみました。」

いつもは大人しい彼が今回ばかり鬼灯さえも華麗にスルー、それ程行きたいが故か目を爛々と輝かせ力説を捲し立てる

目金「行きましょう！円堂君！」

円堂「で、でも‥。」

目金「僕達は秋葉明戸学園の事を何も知りません、これは…これは試合を有利に進める為の情報収集なのですよ！」

円堂「なるほど…。」

彼の力説に半ば納得した円堂は、メイド喫茶に行くことに決意した
次回、いざゆかん冥途喫茶へ

その魔王、冥途。染岡「お前らまだ中学生だろ、どんだけマセてやがんだ。」→←その魔王、朗報。鬼灯「なんと阿呆らしい。」

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