I want to do… ページ25
Sh5「A、良いのか?」
『何がですか?』
Sh5「もっとプロでいたいとか思わないのか?引退するのに3年は早すぎると思う。Aならもっと活躍できたはずだ。」
夜中、寝れない私と師匠とで集まった。
『…実は、もう一つだけ引退理由があるんですよ。』
Sh5「…聞いても良いか?」
『はい。』
『プロに入る前からやりたかったことがあるんですよ。ファイターズの所に引き取られたときからずっと考えてて、それの実現のために大学進学するつもりだったんですけど、、、ヤクルトに貰われていったのでなかったことになったんです。』
Sh5「やりたかったこと…か。」
『はい。』
.
『野球を通じて、人と人とが繋がれる場所を作りたいんです。』
これが私の夢。
高校生の時は、周囲に野球好きの友達がいなくて寂しかった。
だから、私のような思いをしてほしくない。
野球が好きな人に、"仲間"を作ってほしい。
Sh5「それは誰か知ってるのか?」
『いえ、秘密裏に準備を続けてたので。兄も知りませんよ。師匠だけに教えます。』
Sh5「具体的にはどうするんだ?」
ブログの開設、掲示板運営も考えた。
でも、文章じゃなくて、声で伝え合うのが大事だと思った。
『はい。________』
Sh5「そうか。何かあれば言えよ。資金援助ならしてやるからな(笑)」
『…奥さん大丈夫ですか?』
Sh5「嫁さんもAのファンだし、喜んで出すと思うぞ。」
それは頼もしい。
やっぱりあなたが師匠で良かった。
95人がお気に入り
「プロ野球」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神瀬結衣@虎党(プロフ) - あいさん» すみません、間違えてました。修正しました! (2019年5月19日 22時) (レス) id: d23ea75f33 (このIDを非表示/違反報告)
あい - たいしって泰示やなかった? (2019年5月19日 22時) (レス) id: 6942093d8f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神瀬結衣@虎党 | 作成日時:2019年4月11日 18時