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かなちゃんと目が合い彼女の少し不安そうな顔を見て





"あぁ今日は俺のことわすれちゃってるな"



と冷静に思えるようになった。




だからまずは自己紹介から





正門「こんにちは。かなちゃん。









俺のこと分かる？」




いつものように俺がそう問い掛けるとかなちゃんは少し困ったように首を傾げて微笑む。



やっぱりか。



そう思い自己紹介をしようとした時やった







『...。もしかして







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もんくん...？』




彼女の温かくて優しい声が無機質な病室に小さく響いた。

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作者名：sora | 作成日時：2019年7月18日 0時

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