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● 癒して # 1 ページ36










A side





お昼前、番組収録のためにテレビ局入りして楽屋に入ろうとすると




中間「 … 」




淳太が机に突っ伏して寝ていた



" こんにちは " と言いかけてたのをぐっと抑える



1番に来ているのもこないだ話してた早朝ロケがあったからだろうし、最近忙しくて家が汚部屋状態って言ってたし、

この時間だけでもゆっくり休ませるために静かにしておこう



そう決めて淳太が座っている席から1番離れたところに座ろうとイスを引くと





ギィ





中間「 ん… 」





なかなかの大きさで音が鳴ってしまった




中間「 A…? 来てたんやぁ… 」



A「 …ごめん 」



中間「 …何が? 」



A「 思いっきり音出してしまった 」



中間「 あぁ、ええよええよ。俺だいぶ寝れたから 」





と言いつつ、ふわぁとあくびをする淳太


ほんとに申し訳ない





中間「 …ふふっ 」



A「 ん? 」



中間「 いや、すごい申し訳なさそうな顔してたから。なんかおもろくて(笑) 」



A「 そりゃするやろ 」



中間「 じゃあさ、そこ、立って 」



A「 …はい 」



中間「 そんで体ごと左に向けて、両手広げて 」



A「 こう? 」



中間「 そう。んで、目ぇ瞑ってそのままキープ 」





言われるがままに動いてそのまま待つ


すると、





A「 うお 」





淳太が抱きついてきた







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作者名:ワカナ。 | 作成日時:2021年2月12日 16時

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