◇ 7人の侍と女の子 ( 3 ) (ページ1)

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● 少年たち # 1 ページ1

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［ほぼほぼオリジナルです］

桐山｢できるもんならかかってこいや｣

橋本｢ …舐めてんじゃねぇぞ｣

今日も始まる殴り合いの喧嘩

ﾋﾟﾋﾟｰｰｰｰｯ!!!

今日も鳴る悪魔の笛

小瀧｢お前ら何してるんや!! ｣

安井｢喧嘩は規則違反だ。破った場合罰せられるぞ!! ｣

A｢学習せぇへんなぁ…ほんま｣

桐山｢ …っ｣

A｢小瀧。安井。こいつらのことは私が見張って看守長に報告しておくから、他の囚人たちの見回りお願い｣

小瀧･安井｢｢はっ｣｣

･

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A｢また桐山と橋本…? ｣

橋本｢あいつが喧嘩売ってきたから俺は買ってやっただけだよ… ｣

桐山｢はぁ? お前このやろっ… ｣

A｢うるさい｣

重岡｢ …大丈夫、なんすか｣

A｢ん? ｣

重岡｢俺らと一緒におって…もし他の看守にバレたらただじゃ済まへん｣

A｢ …その時はその時｣

A｢私はただ、普通に、人間としてあんた達に接してるだけ｣

A｢でも、規則は守らんとね? 桐山、橋本、グラウンド20周の罰｣

桐山｢優しいのか厳しいのか分からへん… ｣

A｢倍にしてもええんやで…? ｣

桐山｢ …ﾁｯ｣

A｢行け、速く。30周｣

桐山｢増えてるし｣

ははっ、なんてみんなで笑えるのがこの日が最後になるとは

この時は誰も思ってない

濵田｢ずっとおかしいと思っててんけど、やっぱりそうかぁ… ｣ﾆﾔﾆﾔ

濵田｢雪原副看守長｣ﾆﾔﾆﾔ

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