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10話 ページ11

パイモン「白狐のお話?」


パイモンちゃんは首をコテッと倒し、可愛らしい様子で私に問いかける


『そう、知らないかな?』


空「聞いてもいい?」


空くんの言葉に、もちろん!と返事をしてお話を始める



『えっと、私の記憶にあるところだけになっちゃうけど──』







































昔、とある小さな村に、齢5歳ほどの少年が居た


彼は、毎日小さな祠に甘味をお供えしていた


小さな祠に行くには、険しい山道を20分ほど歩く必要があるにもかかわらず、


彼は毎日毎日、祠に行っては甘味をお供えして、帰ってきていた


そんなある日、雨が降った後の山道を彼が歩いていると、ツルッと足元が滑り、


少年は崖から落ちそうになる


しかし、それを助けた者が居た


それが、白い綺麗な狐であったという


白狐は、毎日祠に来る少年のおかげで神聖さを失わずに済んだため、


少年のことを助けてくれると言った








それから数年、白狐と少年は一緒に居ることが当たり前になった


しかし、そんな幸せな日々も続かず、戦争が起こってしまう


白狐は少年を最後まで守り抜き、光に包まれて消えてしまったのだとか



















『そんなお話、だった気がするよ』


重雲「じゃあ、ぼくが見たのも、その白狐ということか…?」


パイモン「そんなことあり得るのか?

だって、白狐ってお話しの中の存在じゃあ…」


『うん、そうなんだけどね

このお話って、実際にあったことで少し有名なんだよ』


どういうことか、というと……


この話が書かれた年、別の著者も同じような内容を書き留めていたのだ


その2人に特別接点はなく、想像上のものだと考えない方が現実的、というわけ!


空「じゃあ、確認しに行ってみる?

Aも、白狐の写真撮りたいって言うかもしれないし」


『お!空くんよくわかってる〜!


白狐なんて、お話しの中ででしか聞いたこと無かったし、私は見に行こうかな!


稲妻じゃない所でこういうのがあるの、少ないの……』


パイモン「Aは稲妻にも行ったことがあるのか?」


『うん!早く鎖国が開けるといいんだけどね

稲妻には綺麗な場所が多くて…写真の撮り甲斐があるのって、今はその話じゃなかった

もし、その白狐に会えれば何か発見があるかもでしょ?』


空くんもパイモンちゃんもそれに頷いた


行秋くんと重雲くんには予定があるそうで、私たち3人で白狐探しが始まったのだ_______

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猫(°▽°)(プロフ) - 刹龍さん» 返信が遅くなってしまいすいません(>人<;)綾人お兄様めっちゃいいですよね!!!絡ませる予定ありありなので待っててください!!リクありがとうございます!! (2023年3月28日 7時) (レス) id: 9b92b13f17 (このIDを非表示/違反報告)
刹龍(プロフ) - 初コメ失礼致します!!私稲妻のキャラでは神里綾人若様が一番好きでして、なかなか外へは出てこられないレアキャラですがだからこそ絡みが見たいです!! (2023年2月26日 4時) (レス) @page38 id: ff7fd9ef07 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» そう言っていただけて嬉しい限りです…!!!リクエストまたお待ちしてます! (2023年1月5日 8時) (レス) @page31 id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)
けーと(プロフ) - 猫(°▽°)さん» めっちゃ可愛かったです‼️ありがとうございます!🥰 (2023年1月4日 23時) (レス) @page31 id: 88e9d7aad0 (このIDを非表示/違反報告)
猫(°▽°)(プロフ) - けーとさん» けーとさんリクありがとうございます!!!!胡桃との絡みですね!絶対可愛い……素敵なリクをありがとうございます…(泣)更新は少し遅くなってしまいますが…楽しみにしていただけると嬉しいです! (2022年11月7日 22時) (レス) id: 77f036c115 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫(°▽°) | 作成日時:2022年9月7日 17時

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