会社の同期は鈍感でした。２ -Y.K × R.N-

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廉「何見てるん？」


「んー？友達のインスタ。」



バーベキューをしている友達の投稿を

話しかけられるまでずっと見てた。



「ねぇ廉くん、バーベキューしたい。」



羨ましくなって

少し甘えたように言ったら



廉「そんな風に言われたら

断れへんのわかって言っとるやろ。」



って、ほっぺむぎゅーってされた。



「…ダメ？」


廉「ダメやないけど。」


「いいの？」


廉「ええよ。てかはよ行きたいな。

いつにする？」


「ふふ、廉くんの方が

はしゃいでるじゃん。」


廉「うっさい。」



ちょっと顔を赤くした廉くん。

廉くんも同じ気持ちでいてくれて良かった。



「来週末は？」


廉「おん、空いとる。」


「じゃあそうしよ！」


廉「よし決まり。」


「ねぇ、岸くんも誘わない？」



2人でバーベキューするのもなぁ…

と思い、聞いてみた。

だって岸くんがいたら

絶対バカなことして

盛り上げてくれるし。




廉「うん、ええよ。

3人揃ってこそ俺らやしな！」


「ふふ、ありがとう。

あと、岸くんに佐藤くんも

誘ってもらお？」


廉「それええな。

めっちゃ盛り上がりそう。」


「ね！楽しみ〜！」



想像しただけで

ワクワクしてきちゃう。



「どこでする？」


廉「川行かへん？

バーベキュー場、いいとこ知っとる。」


「ほんと？川かぁ…いいね。」



ここ。って写真を見せてくれた。

それとほぼ同時に

岸くんからもすぐに返事が来た。



「あ、岸くんOKだって。佐藤くんも。」


廉「まあ暇やろうしな。」


「失礼だなぁ。(笑)」


廉「お前もそう思ったくせに。」


「ふふ、バレた？(笑)」



2人で計画を立てて出かけるのも

バーベキューするのも初めてだから

めちゃくちゃ楽しみ。









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