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廉「今日もありがとうございました。」
「お疲れ様。じゃあ、また明日ね。」
オフィスを出ていく永瀬くんを見送って
ふぅ。と息をついて
溜まってしまった書類を広げる。
岸「おつかれ。」
「あ、ありがとう。」
岸くんがコーヒーを入れてくれた。
岸「これから自分の仕事？」
「ん、まあ。」
岸「そうだ、俺も明日締切のがあったんだ。
急いでやらねーと。」
岸くん、私のために
一緒に残ってくれてるのかな、なんて。
コーヒーを飲みながら
岸くんの背中を見つめてた。
岸「あ、これやっとくよ。
ちょうどこの資料欲しかったんだよね。」
私の机に山積みになったファイルの中から
3冊ほどファイルを持っていく。
岸くんだって忙しいのに
無理やり理由つけて私の仕事やってくれてる。
なんか、情けないな。
教育係を任せられたけど結局全然できてない。
コーヒーを持ったまま
ぼーっと岸くんを見つめてたら、
こっちを向いた岸くんが
私の手からそっとマグカップを取って
机に置いた。
「…？」
難しい顔をして少し私を見つめたあと、
目線を合わせて
親指で私の目元をなぞった。
え…私、泣いてる？
そう思って動揺してたら。
岸「…馬鹿だな、お前は。」
「へっ…」
私の頭におっきな手を乗せる岸くん。
私は驚きと恥ずかしさで
泣いてる場合じゃなくなった。
岸「お前さ、頑張りすぎてんの、
自分でもわかってないじゃん。」
「そ、そんなこと…」
岸「こんなの全部1人でなんて
無理に決まってんじゃん。
俺にもやらせて？」
「…でも岸くんの仕事じゃないのに
やらせるなんてできないよ。」
岸「だめ。俺にもやらせろ。
体壊されたらそっちのが困るし。」
「……ありがとう…」
岸「ん。いい子。」
ばか。
岸くんの方が馬鹿だよ。
もっと好きになっちゃうよ。
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ゆもちゃ。(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！期待に添えるように頑張ります！( >ω< ) (2018年5月28日 18時) (
レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - くるみさん» 嬉しいです！ぎりぎりまでこじらせていきたいと思ってますのでお付き合いください（＾_＾）笑 (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ししまるさん» ありがとうございます！頑張ります！(p`･ω･´q) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもちゃ。(プロフ) - ちょなつさん» ありがとうございます！嬉しいです(´∀`) (2018年5月28日 18時) (レス) id: 8a3dc3d2c2 (このIDを非表示/違反報告)
あや - このお話大好きです！とても面白いです\(*´▽`*)/更新待ってます！ (2018年5月21日 15時) (レス) id: 05ff465bea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももも。
| 作成日時：2018年5月4日 8時
