け ページ4
その後、次々と敵を倒して行った。
順調だった。
シャオさんなら、先輩を守れる
そう思ってた。
だから、A先輩をシャオさんに任せて、敵を倒して行った。
でも、ダメやった。
ザザッ
sha[こち...ら、シャオロン...！応援を...たの...]
shp「シャオさん？！｣
応援要請が来た時、直ぐに向かった。
そこでは、A先輩1人がシャオさんを守っていた。
シャオさん本人は刺された跡があり、血まみれになっていた。
ザザッ
shp[しんぺいさん！今すぐこっちに来てください！]
sn[すぐ向かう！]
インカムを切って、すぐに先輩を援護しに行った。
先輩がいなくなるのが怖くて、先輩しか見ていなかった。
shp「A先輩...っ！｣
でも、それがダメやった。
「！待って！ショッピ君！」
ザシュッ
一瞬の事だった。
近くの敵に気づかず、斬られた。
バタッ
「ショッピ君...？ショッピ君！」
先輩は、直ぐに此方に駆けつけてきた。
正直嬉しかった。
こんな状況だけど。
sn「！Aちゃん！｣
「ペ神！...ショッピ君が...！」
sn「うん！ゾム達に頼んであるから、こっちに！」
俺は、A先輩に支えられながら、救護の所まで来た。
「ペ神、あとは、お願いできる？」
sn「Aちゃん...？1人で行くの？｣
「うん。...仲間を傷つけられて、それで終わりにすると思う？」
sn「...危ないと思ったら、すぐに帰ってくるんだよ？」
「わかった」
先輩は、1人で行ってしまった。
shp「...情けないな...」
sn「...どうして？｣
shp「...守るって言ったのに、先輩に守られて...俺が弱いせいで、先輩に迷惑かけちゃいましたよね...｣
sn「迷惑なんかじゃないと思うよ？｣
sha「せや...で...Aな、ショッピ君が駆けつけてきた時、凄い嬉しそうな顔しとったんやで｣
shp「でも、俺が注意してなかったせいで、こんなんになって...｣
sha「それは、俺も同じやで。Aが戦ってる時の姿って、綺麗なんよ...見とれてたせいでやられてもうてな｣
シャオさんでも、そうゆう事ってあるんや...
sha「兎に角！そんな暗い顔しとったら、Aに、もっと心配されるで？やから元気だせって！｣
そんな暗かったんかな...
shp「そうっすね...こんなんじゃもっと心配されますよね」
sha「心配かけたくないって思うんなら、元気ださな」
shp「頑張ります」
sha「頑張ってや！恋の方もな！｣
shp「え、なんで知って...」
sha「とりあえず、行ってきいや！｣
shp「行ってきます」
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作者名：蛇花 | 作成日時：2019年6月20日 1時
