キャプテンの恋人【３】

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代表シーズンが終わってから

里美の実家での内定お祝いパーティーに 俺も呼ばれた


ご両親に菓子折りと

里美にフレームに入ったプリザーブドフラワー。バラが５輪入ってる。


優さんもいて、優さんが俺の好きな梅酒を用意してくれていて嬉しかった


里美にプリザーブドフラワーを渡すと、とても喜んでくれた。

お母さんに「バラが５本って、花言葉・・・あなたに出会えた事が心からの喜び、だったわよね？柳田君？」とか言われちゃって、めちゃ恥ずかしい。

「ちょ、勘弁してください」って真っ赤になっているであろう顔を手で隠す

里美は『ありがとう！嬉しい！』って言ってくれたけど、

優さんには大爆笑された。









俺もサントリー・サンバーズへ内定が決まった。

Panasonicには入れなかったから、大阪が本拠地のところを選んだ。




関田にサンバーズに入ると連絡したら、お祝いしてくれるというので

夏子ちゃんと里美と４人で飲みに行くことになった。


夏子ちゃんが予約してくれた おしゃれな個室の居酒屋



関田「では柳田将洋のサンバーズ内定を祝して！乾杯！」

「「「かんぱ〜い」」」

「ども。ありがとう」

『関田もインカレ優勝おめでとう！』

関田「なんかすいません(笑)中学校も高校も大学も全国制覇しちゃって！」

夏子「調子乗るな〜」

「いや、マジで中大強いし」

関田「まぁ、祐希のおかげですけどね」

「あいつはマジでやばい」

『石川君？』

「うん。大学入学したばっかで全日本選ばれてるし」

関田「あいつにマサさんのことすげー聞かれる」

夏子「ワンコみたいだよね(笑)」

『そうなんだ〜』

「なんか俺なつかれちゃってるし」

関田「写真送ってみよ」

関田に急に写真を撮られたけど、ちょうど飲んでたからグラスで顔が半分見えないと思うけど

関田「送信！・・・もう既読ついた！暇か！」

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