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夏子｢そろそろ12時だよ！｣
スマホの時計を見たら、あと3分。
他の人達もソワソワしだす。
カウントダウンが始まって、
5、4、3、2、1、0！
｢『あけましておめでとう』｣
海の方からドーン！と音がする
『花火！』
夏子｢すごーい！やばーい！｣
『キレー！』
里美の方が綺麗だけどね。
視線を感じて振り向くと、関田がニヤニヤしてる。
俺が里美と手を繋いでポケットに突っ込んでるのに気づいたらしい。
ポケットと俺の顔を交互に見てニヤニヤしてくるから、睨んどいた。
お参りの列が動き始め、
少しずつ前に進む。
『あとどれ位？』
｢ん？まだまだ。あの灯籠見える？あそこまでの距離の倍あるよ。｣
『長っ！背が高いと見渡せて良いねぇ〜』
｢顔が寒いよ｣
『ふふっ』
やっとお参りの順番が来た。
二礼二拍手一礼 4人並んで手を合わせる。
(｢全国大会に出れますように。それと、里美と上手くいきますように！｣)
お参りの後、ファミレスに入って暖を取る。
海でご来光を見てから帰ろう、という事になり、日の出の時間を調べる。
あと4時間くらいある。近くの観光スポットをまわりつつ、日の出を待つ。
日の出の30分前に海岸に来た。
初日の出を待つ人達でかなり混雑していた。
どうにかスペースを見つけて、日の出時間と方角を確認。
水平線からのご来光を見れそうだ。
日の出時間が近づいてくると、だんだん水平線の上が赤く染まってきた。
徐々に赤の範囲が広がって、空がグラデーションになる。
『ねえ！すごいね！』テンションの上がった里美が、俺の腕をつかむ。
掴まれてる・・・。顔が赤くなってるかもしれないけど、朝焼けに当たってるからバレないかな・・・。
『夜と朝の境目だね。不思議。』
「うん。」少しずつ太陽が見えてくる。
朝焼けに照らされる里美の横顔に見とれる。
刻々と変化する空。
『なんかすごいね！』
「うん。。ってか、すごいって何回言った？」
２人で顔を見合わせて笑った。
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Meets(プロフ) - みかさん» わ〜！ありがとうございます！嬉しいです♪頑張ります！！ (2019年12月14日 23時) (
レス) id: 8183e20615 (このIDを非表示/違反報告)
みか - めっちゃ好きです (2019年12月14日 22時) (レス) id: 0541ecb78d (このIDを非表示/違反報告)
Meets(プロフ) - yumi06300658さん» ありがとうございます！だんだんストックが無くなってきたので焦ってますが、がんばって更新します！ (2019年12月2日 8時) (レス) id: 8cd8e59c32 (このIDを非表示/違反報告)
yumi06300658(プロフ) - こんにちは、素敵なお話で続きを楽しみにしてます。 (2019年12月2日 8時) (レス) id: 127c71edcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Meets | 作成日時：2019年11月27日 23時
