呪術界最強の弟は陰陽界最強でした (ページ3)

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過去編壱ページ3

兄さんはすごかった
周りが望むものをそれ以上にできた

なのに、僕は、、、

父「おいA！お前もやってみろ」

『え、、』

五「大丈夫だよ。俺がついてr、、、」

父「悟は下がってろ」

五「、、、はい」

『っ、、、』

父「どうした。やってみろ」

『、、、はい、、、』

大丈夫だ
集中して、、、
呪力の流れを、、、

、、、ダメだ、わかんない
どうしよう

父「おい、何をしている。早くしろ」

『、、、せん』

父「なんだ」

『僕には、出来ま、せん、、、っ』

父「何を言ってるんだ！悟ができてるんだ！これでも五条家の人間か！」
『すいませんっ、すいませんっ、、、』

ーーーーーー

女1「ねえ知ってる？五条家の次男の、、」

女2「ああ、あの子呪術が使えないんでしょう、、、？」

男1「上が全部持ってっちまったんじゃねーの」

男2「ほんとびっくりだよなあ。この前なんかさ、、、」

ああ、助けて、、、
苦しい、、、
わかんないよ、、、、
僕は、僕は、、、！

父「お前は今日から出家してもらう」

『！なんで、、、』

父「貴様が面汚しだからだ！呪術の使えんものは五条を名乗る資格はない！今すぐ出てけ！」

『、、、はい、分かりました』

僕は、

要らないんだな

父さん、母さん、みんなも
変わってしまった
あんなに優しかったのに

兄さんは、、、

五「A！！」

『っ！、、、』

、、、ダメだ
振り返ってはいけない

兄さんとはもう関わっちゃいけないんだ

五「A！A！」

ごめんなさい兄さん
こんな僕に優しくしてくれてありがとう

さようなら

ーーーーーーーーー
師「ふうん、、、お前さんが五条、」

『僕はもう五条じゃありません』

師「っ！そうか。ならわしの名から一文字やろう“篁”だ。いいな？お前さんは今日から篁Aだ」

『っはい！』

師「よろしい」

それからは楽しかった
掃除をして、お経を読んで、庭で遊んだり、、、
でもどうしても視えてしまった
僕の制御できない呪力に引っ張られてやってくる奴らをどうにもできなかった

そして、、、

呪「ギリイギャウウウガガアア、、、」

『ひっ！』

しまった！
びっくりしてつい反応してしまった、、、

呪「ギュリャリャグギリャウ、、、ガアアアアッ」

どうしようどうしよう
中には御師さんがいる、、、
でも、、祓えない、、、

呪「グリャギャググジュヂョギュググ、、、」

やばいっ

こっちくる！

やだっ

まだ死にたくない、、、