太宰幹部私中也に幸せにしてもらいます【文豪ストレイドッグス】

作戦3 ページ5

久しぶりに太宰に優しく触れられて嬉しいと思っている自分がいる





この人は浮気をした最低な人なのに






嫌いになれない








『太宰幹部……私』




言葉が詰まる





太宰幹部の瞳がこちらを見る





真っ黒な瞳に吸い込まれそうになる






「なぁに？」






太宰幹部の甘ったるい声






その甘さに脳内が麻痺をする








『私、もうわかんないんです……』








「何がだい？」








『太宰幹部が何故浮気をするのか？』




声を少しキツくする






きょとんとした顔をする太宰幹部






「私が浮気？ Aを傷つけたことは謝るよ


それに私は君が1番好きだ それに私が浮気をしたのに君はまだ私が好きだ いい関係じゃないか」





この人は何を言っているんだろう








私に近づき耳元で囁く






「愛しているよA」

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